よくあるご質問

キーワードから探す

  • FAQ検索
  • ID検索

※スペースで区切って複数検索が可能です。

カテゴリで絞り込む

カテゴリから探す

ID:5553
作成日: 2021/01/12
YouTubeの特定のチャンネルの動画を許可する(ISGC)

YouTubeの特定のチャンネルに公開されている動画のURLを抽出し、それを例外URLによって一括で許可する方法をご案内いたします。 InterSafe GatewayConnection(ISGC)をご利用のお客様を対象としています。

1. プロキシ除外設定を行う

ISGC assistやISGCプロキシ製品をご利用の場合は、以下のホストをプロキシ対象から除外します。 ISGC Agentをご利用の場合、この除外設定は不要です。

*.googlevideo.com

・ISGC assistの場合

MDMより配信しているコンテンツフィルタにて、PAC_BYPASS_HOSTやPROXY_BYPASS_HOSTに上記のホストを設定し、サーバへのプロキシ対象から除外します。

初期設定手順書に従ってキッティングを完了している場合は、すでに除外済みと考えられますので、操作は必要ありません。

・ISGCプロキシの場合

プロキシ設定を行っているPACファイルなどで、上記のホストへ直接接続できるように設定します。

2. 例外URL設定を作成する

運用しやすいよう、必要に応じYouTubeチャンネル単位などで例外URL設定を作成します。既存のルールをご利用いただいても構いません。

2-1. ISGC管理画面より [個別アクセス管理] > [例外URL設定] を開きます。

2-2. 左側のペインより、例外URLを適用したいグループあるいはその上位のグループを選択します。

2-3. [ルールを追加] します。

2-4. [ルール名] を入力し [保存] します。

3. YouTube動画URLを抽出する

3-1. ISGC管理画面 [ホーム] より [YouTubeエクスポーター] を開きます。

3-2. チャンネル動画を検索します。 検索時に入力するキーワードは、例えば YouTube Japan 公式チャンネル であれば以下の通りです。 大文字、小文字を区別します。 また、前後に空白が入らないようご注意ください。

アカウント名
YouTubeJapan
URLの youtube.com/user/ 直後に表示されます。
チャンネル名
YouTube Japan 公式チャンネル
チャンネル画面に表示されます。

3-3. 動画URL一覧が表示されたら、設定を以下の通りに変更し、 [フォーマット変更] を行います。

フォーマット
InterSafe WebFilter Ver9.1 以降
グループ名
例外URL設定を作成したグループ

注意: グループ名は第1階層からすべてのパスを記載する必要があります。 正確な書き方を確認する場合は、対象のルールに何らかのURLを登録し、それをエクスポートしたCSVをご確認ください。

ルール名
例外URL設定のルール名

3-4. 表示されたCSV文字列を [クリップボードにコピー] します。

3-5. メモ帳などのテキストエディタを開き、貼り付けます。

3-6. 任意のファイル名で保存します。拡張子は .csv とします。


4. 例外URLを一括登録する

得られたCSVファイルを以下のようにインポートします。 ただし場合により、インポート前にCSVファイルの編集が必要となります。

4-1. ISGC管理画面より [個別アクセス管理] > [例外URL設定] を開きます。

4-2. 例外URL設定を作成する で作成したルールを選びます。

4-3. [一括処理] タブを開きます。

4-4. [ファイル文字コード] はテキストエディタでの保存時と一致させます。 メモ帳の場合、デフォルトでは [UTF-8] です。 ExcelExcelのデフォルトは [Shift_JIS] です。

4-5. [例外URLをインポートする] を押します。

YouTubeをどのような端末で閲覧するか確認し、必要な手順で例外URLを登録してください。

  • デスクトップ表示: Windows、Chromebook、大型のiPadのデフォルト設定
  • モバイル表示: iPhone、小型のiPad、Androidのデフォルト設定

YouTubeのWebサイトの表示方法に依って異なる手順が必要です。 どちらか不明である場合にはモバイル表示の方法をお採りください。

なお、それぞれの手順で [YouTubeエクスポーター] より得られたオリジナルのCSVファイルが必要となります。 CSVを編集した後は上書き保存しないようご注意ください。

・YouTube Webサイト、デスクトップ表示

 ①.[YouTubeエクスポーター] より得られたオリジナルのCSVファイルをISGC管理画面よりインポートします。

・YouTube Webサイト、モバイル表示

 ①. [YouTubeエクスポーター] より得られたオリジナルのCSVファイルをISGC管理画面よりインポートします。
 ②.オリジナルのCSVファイルを編集します。以下の文字列置換を行います。1
   watch?watch?feature=youtu.be&

 ③.編集後のCSVファイルをISGC管理画面よりインポートします。


5. 例外URLを適用する

作成したルールは以下の手順でグループに適用します。

5-1. ISGC管理画面の [グループ/ユーザ管理] > [グループ管理] より適用したいグループを選択します。

5-2. [適用ルール] より [例外URL設定] を選択します。

5-3. 右上の [ルール選択] を押します。

5-4. [所有グループ] より、例外URL設定を作成したグループを選び、指定したいルール名の [] を押します。

5-5. ルールの選択が完了したら、右上の [適用] を押します。

よくある質問

例外URLのインポートがうまくいかない場合は、以下をご確認ください。
例外URLを一括登録する(ISGC) - よくある質問

実際の動画URLと例外URLの登録値が異なる

YouTubeのURLは、大文字と小文字が区別されて用いられています。 一方、ISGCの例外URLでは登録や判定の際、大文字と小文字を区別しません。 例外URLの登録値はすべて小文字に変換されます。

許可設定したはずのチャンネルで許可されない動画がある

一般公開されていない(非公開、限定公開)動画はYouTubeエクスポーターの検索対象となりません。

また、YouTubeエクスポーターで検索した時点で一般公開されていた動画のみが検索対象となります。 検索の後に公開された動画については、設定を追加する必要があります。

動画の再生が安定しない

プロキシ除外設定を行う を完了しているかご確認ください。 除外設定を行っていないと、大量のデータがプロキシ対象となり、フィルタリングや動画再生の動作に支障が出ることがあります。

除外設定を行っても動作が改善しない場合は、弊社の サポート窓口 <support@alsi.co.jp> までお問い合わせください。

YouTubeアプリで意図した通りに動作しない

アプリ版YouTubeでは、特定の動画を許可する設定は行なえません。 Webブラウザ上でYouTubeを閲覧する場合のみ、利用可能です。 意図しない動画の許可を防ぐために、アプリのインストールはさせないよう、MDMにて設定してください。

特定の動画を許可しつつ、外部Webページに埋め込まれた動画を許可したい

できません。 埋め込み動画の再生を許可するためには例外URL設定へ https://www.youtube.com/youtubei/v1/player を追加する必要があります。 しかしこのURLを許可すると、YouTubeサイト内で許可していない動画を再生可能となります。 従って、特定のチャンネルの動画を許可する運用と、特定の埋め込み動画を許可する運用は両立できません。

YouTubeブラウジング中にオフラインと表示される

ISGC Agent for Chrome OSをご利用の場合は YouTubeがオフライン表示となる(ISGC Agent for Chrome OS) を、その他OSにてISGCをご利用の場合は YouTubeがオフライン表示となる をご参照ください。

YouTubeトップページや、許可していないチャンネルページを閲覧できる

いずれも回避できません。

YouTubeロゴをクリックすることにより、YouTubeトップページを表示できます。 また、トップページのサムネイル下部から、許可していないチャンネルページへ遷移可能です。

閲覧させたいチャンネルページの表示のために許可の必要なURLの一部により、こうした不具合が起きます。

許可していない動画を再生できることはありませんので、ご了承いただけますと幸いです。


  1. モバイル端末にて、YouTubeの共有機能より取得できる短縮リンクを用いて動画を共有する場合に必要な作業です。 短縮リンク https://youtu.be/<ID> から動画を閲覧する場合に、この経路を示す feature=youtu.be がクエリ文字列に追加されます。 クエリ文字列の追加箇所がURLの末尾となる場合(A)と、動画ID v=<ID> よりも前になる場合(B)があります。

    (A) https://m.youtube.com/watch?v=<ID>&feature=youtu.be
    (B) https://m.youtube.com/watch?feature=youtu.be&v=<ID>

    デスクトップ端末では、弊社で確認した範囲では必ず(A)でした。 しかしモバイル端末では、ランダムで(B)になるようです。 モバイル端末では双方を許可するために、1動画につき2件の例外URL登録が必要となります。 短縮リンクを利用しない場合、作業は 2 で終了して構いません。↩︎

対象バージョン
 
対象ビルド
 
一般情報
この内容は参考になりましたか?
ご回答いただきまして、ありがとうございます。
今後の参考にさせていただきます。
Powered by i-ask
Page Top