SHA-1の危殆化に伴いInterSafe ILPシリーズでは 2015年11月リリースのVer4.40からSHA-2を採用しました。
これに伴い、注意/制限事項がありますのでご注意ください。
1.インストール時の注意事項
下記OSにInterSafe Clientをインストールする際、以下の様なエラーが発生し、インストールができない場合があります。
「InterSafeClientインストールは失敗しました。 ID11708」
「インストールの成功または失敗の状態1603 ID1033」
・ Windows 7(32bit/64bit)
・ WindowsServer 2008R2(64bit)
【回避策】
事前にKB3033929をインストールしてください
※該当セキュリティアドバイザリは再頒布不可のため、お客様にてインストールをお願いします。
Windows 7用セキュリティ更新プログラム (KB3033929)
https://www.microsoft.com/ja-JP/download/details.aspx?id=46078 ←32bit用
https://www.microsoft.com/ja-JP/download/details.aspx?id=46148 ←64bit用
Windows 2008 R2用セキュリティ更新プログラム (KB3033929)
https://www.microsoft.com/ja-JP/download/details.aspx?id=46083 ←64bit用
※上記KBが適用できない場合は全てのWindowsUpdateを行ってみてください。WindowsUpdateがエラーで
完了しない場合は、OSを再インストールするか、他PCのイメージをコピーするなどの方法しかありません
ので、システム管理者の方とご相談の上対処をお願いいたします。
※上記KB適用後もInterSafeのインストールができない場合は、FAQ4044の方法でインストールログを採取して
弊社サポート(support@alsi.co.jp)までお送りください。
2.ユーザーパスワードに関する制限事項
下記2つの条件を満たす場合、オフラインログインできません。
条件1 サーバーがILPv4.40以降で
パスワードを生成したユーザー(新規ユーザー)/ユーザー更新したユーザー
条件2 クライアントがv4.40未満で、条件1のユーザーでログイン
【回避策】
クライアントをv4.40以降にバージョンアップしてください。
3.InterSafeClientタスクトレイアイコンからの"パスワード変更"に関する制限事項
下記2つの条件を満たす場合、"パスワード変更"ができません。
条件1 サーバーがILPv4.40以降で
条件2 クライアントがv4.40未満で、2回目に"パスワード変更"を行う場合
【回避策】
クライアントをv4.40以降にバージョンアップしてください。