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ID:5768
作成日: 2023/04/17
[SS]SecureSwitchを利用する際の注意事項
■目次(ページ内リンク)
01.各デスクトップ間のデータ移動ができるケースについて
02.FileProtectionと併用して利用する際の注意事項について

■詳細
01.各デスクトップ間のデータ移動ができるケースについて
 「保存抑止(すべてのドライブ)」を設定している場合でも、デスクトップ間でデータ移動可能なケースがございます。
 お手数ですが、以下表に記載の「対処方法」をご確認いただくようお願いいたします。
 
No 前提となる設定値 事象 対処方法
1 仮想デスクトップ作成 : On
保存抑止 : 全てのドライブ
プロセス抑止 : なし
copyコマンド・xcopyコマンドでパブリックデスクトップやごみ箱等にファイルコピーが可能
ゴミ箱経由.png
・許可プロセスリストにコマンドプロンプト(cmd.exe)を登録しない
 ※許可プロセスリストはデフォルトで「全プロセスを許可対象」としているため、
  許可するプロセスのみ登録してください。
  許可プロセスリスト.png
2 仮想デスクトップ作成 : On
保存抑止 : 全てのドライブ
プロセス抑止 : なし
フォトアプリでデータをインポートするとカメラロール内(C:\Users\XXX\Pictures)にファイル保存可能 ・許可プロセスリストにフォト(Microsoft.Photos.exe)を登録しない
 ※No1と同様
3 仮想デスクトップ作成 : Off ごみ箱経由ファイルのやり取りが可能 ・仮想デスクトップ作成をOnに設定する
 ※Onにすることで、ゴミ箱機能が使用できなくなり、ファイルを削除した場合は
  完全削除になります。
4 保存抑止 : 全てのドライブ
プロセス抑止 : なし



付箋アプリに記載した内容が切り替え後のデスクトップでも確認可能
以下、どちらも実施してください。

①許可プロセスリストに付箋(Microsoft.Notes.exe)を登録しない
②「スクリプト実行機能」をOnに設定し、デスクトップ切り替え時に付箋アプリを強制終了するbatを登録する。
 例) taskkill /IM Microsoft.Notes.exe /T /F 

※上記②のスクリプトを実行しない場合、付箋アプリを起動した状態でデスクトップを切り替えると、切り替え後のデスクトップでも付箋アプリが起動し続けてしまうのでご注意ください。上記①②はセットでご利用ください。
 StickyNote_kill
 

02.FileProtectionと併用して利用する際の注意事項について
 ・SecureSwitchで利用する「仮想デスクトップ」「一時作業領域」については、デフォルトで暗号化対象外(システム保護フォルダ)に指定されています。
  「仮想デスクトップ」「一時作業領域」にて暗号化ファイルをご利用いただく場合、InterSafe Managerの設定を変更してください。

  ■「仮想デスクトップ」上で暗号化ファイルを利用する場合
  環境設定 > ファイル暗号設定(FP) > 対象アプリ > フォルダー設定タブ > 「システム保護フォルダーの例外サブフォルダー一覧」内の
  「%ALLUSERSPROFILE%\\ALSI\\SSUsers\\.*\\Desktop.*」を「On」に変更する。

  ■「一時作業領域」上で暗号化ファイルを利用する場合
  環境設定 > ファイル暗号設定(FP) > 対象アプリ > フォルダー設定タブ > 「システム保護フォルダーの例外サブフォルダー一覧」内の
  「%ALLUSERSPROFILE%\\ALSI\\SSUsers\\.*\\SSDrive.*」を「On」に変更する。
対象バージョン
v8.10以降
対象ビルド
 
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