「SD_Start.exe」実行時に「セキュアデバイスの起動に失敗しました」のメッセージが出力または、
既に導入されているSecureDevice Drivesoftにより以下のような事象が発生することがあります。
・SD_Start.exe を実行してもパスワード入力画面が表示されない。
・OSの制限ユーザで利用する際に予めインストールするSDDriverSoftの導入ができない。
この場合は、以下に該当する対応をお試しください。
1.Windows7環境の場合
「KB3033929」適用後に事象が改善するかご確認ください。
https://www.microsoft.com/ja-JP/download/details.aspx?id=46078 ←32bit用
https://www.microsoft.com/ja-JP/download/details.aspx?id=46148 ←64bit用
2.ユーザ権限で実行している場合
管理者権限で「SDDriverSoft」をインストール後に事象が改善するかご確認ください。
■インストールマニュアル
6-1.SDDriverSoftのインストール
3.SecureDevice Drivesoftを導入している/導入したことがある場合
以下の手順でドライバー再インストール後に事象が改善するかご確認ください。
過去に導入し、アンインストールを行っている場合は、「3-2」から手順を実施ください。
3-1.[コントロールパネル]の[プログラムと機能]よりインストールされて
いるSecureDevice Drivesoftをアンインストールします。
3-2.コマンドプロンプトを[管理者として実行]より起動し以下のコマンドを実行します。
> sc delete SDMainService
3-3.以下のレジストリを削除します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\services\SDVOLDRV
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\SdFsfdrv
3-4.PCを再起動します。
3-5.「SecureDevice Drivesoft」をインストールします。
4.ウイルスバスターと同居環境の場合
[ILP共通] ウイルス対策製品と同居環境での利用について
の4.InterSafe SecureDevice をご参照ください。
5.「1.~4.」の対応で事象が改善しない場合
Secure Deviceをアップデート後に事象が改善するかご確認ください。
※バージョンが変わらなくても、プログラム領域をリフレッシュするため、
プログラム領域のファイルが破損している場合などに有効です。
■SecureDevice Ultimate の場合
端末にセキュアデバイスを挿入した状態で、InterSafe Clientのアイコンを右クリックし、
「セキュアデバイス管理」-「プログラムアップデート」を実行します。
■SecureDevice Standerd/Professional の場合
端末にセキュアデバイスを挿入した状態で、管理コンソールを開き、
「管理ツール」タブ内の「プログラムアップデート」を実行します。