■仕様について
InterSafe WebFilterでは、InterSafe WebFilter導入サーバのIPアドレスから
逆引きで対応するホスト名の一覧をInterSafe WebFilter起動後の最初の
リクエスト受付時に作成し、その後更新を行わない動きとなっています。
IPアドレスからの逆引き結果については、各OSごとのシステム動作に
依存しておりInterSafe WebFilterでは制御しておりません。
■事象について
規制画面を表示する(※)際にInterSafe WebFilterのIPへのリクエストが
生じますと、自身のIPを認識できずにリクエストを上位に転送してしまい、
ループする事象が発生いたします。
これは、InterSafe WebFilter起動後にDNSでInterSafe WebFilter導入サーバの
IPアドレスにドメイン名を割り当てたことが原因と考えられます。
(※)InterSafe WebFilterの規制画面取得時、クライアントからは
以下のようなリクエストが発生します。InterSafe WebFilterでは、
規制画面のURLは自サーバ宛にリダイレクトするように応答します。
http://<WebFilterサーバIP>:8080/block.cgi?urldata=(規制URL)
■対応策について
管理画面の以下項目にて、規制画面をリダイレクトさせるドメイン名
またはホスト名を指定していただけますようお願いいたします。
1)管理画面での設定方法
InterSafe WebFilter導入サーバ上で名前解決できる必要があります。
また、localhostなど自身を表す名前は使用できません。
【管理画面該当項目】
共通アクセス管理 > 規制画面設定 > 規制画面表示サービス設定 > 規制画面ドメイン名
設定変更後は、画面右上の「保存」ボタンを押下後に
拡張Webサービスを再起動してください。
2)設定ファイルでの設定方法
【対象ファイル(初期値)】
Linux版:<インストールディレクトリ>/conf/proxy.inf
Windows版:<インストールディレクトリ>\conf\proxy.inf
【該当項目】
[CONTROL_CFG]
PROXY_BLOCK_FILE_SERVER
設定反映のため、フィルタリングサービスの再起動を実施してください。