バージョンアップもご検討ください。
空き容量確保後も現象が改善しない場合、以下をご確認ください。
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【対策 2-2】 ファイルの復旧
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空き容量不足によって、破損が確認できているファイルと、その復旧方法は下記となります。
■破損が確認できているシステムファイル
(1) <インストールディレクトリ>/conf/sys/server_list.dat
(2) <インストールディレクトリ>/conf/sys/version_list.dat
(3) <インストールディレクトリ>/tomcat/conf/server.xml
(4)/etc/intersafe/admin.status
(5)<インストールディレクトリ>/conf/sys/ldap-server.xml
※ファイルが破損するとファイルサイズが0byteとなる場合があります。
■(1)server_list.datの復旧作業
1)以下、テンポラリファイルのサイズが0byteになっていないことを確認します。
テンポラリファイルが0byteになっている場合は、それぞれを以下の
フォーマットに従い編集します。
▼テンポラリファイル
<インストールディレクトリ>/conf/sys/server_list.dat.tmp
▼server_list.dat.tmpの修正
0,デフォルトサーバ,<マスターサーバのIP>,200912180944,0
・1列目に "0" を指定します。
・2列目に サーバ名を指定します。(任意でかまいません)
・3列目に マスターサーバのIPアドレスを指定します。
・4列目に インストールした日時を指定します。
※正確でなくても構いません。
※スレーブが存在している場合、次の行にも同じくスレーブの情報を追記します。
スレーブの情報を追記する場合は、1列目に "1" と変更します。
(更に追記する場合は2、3...と追記していきます。)
2)テンポラリファイルをコピーし、ファイル名を以下の通り変更します。
<インストールディレクトリ>/conf/sys/server_list.dat
※Linux/Solarisの場合、コピーの際にファイルのパーミッション、
オーナーが変更されないようにしてください。
3)ISWFのサービスをすべて再起動してください。
■(2)version_list.datの復旧作業
1)以下、テンポラリファイルのサイズが0byteになっていないことを確認します。
テンポラリファイルが0byteになっている場合は、それぞれを以下の
フォーマットに従い編集します。
▼テンポラリファイル
<インストールディレクトリ>/conf/sys/version_list.dat.tmp
▼version_list.dat.tmpの修正
0,0000000000,00000000,00000000,7.0,0715,20090811,,
・1列目に "0" を指定します。
・2列目に "0000000000" を指定します。
・3列目に "00000000" を指定します。
・4列目に "00000000" を指定します
・5列目に (InterSafeのバージョン)を指定します。
・6列目に ビルド番号を指定します。
(ビルド番号は、管理画面の左上に記載されております。
管理画面が表示出来ない場合は、
<インストールディレクトリ>/conf/sys/version.inf にてご確認ください)
・7列目に モジュール更新日を指定します。
(インストールした日付など、任意の日付で構いません)
・8列目及び列目については、未指定で構いません。
※スレーブが存在している場合、次の行にも同じくスレーブの情報を追記します。
スレーブの情報を追記する場合は、1列目に "1" と変更します。
(更に追記する場合は2、3...と追記していきます。)
2)テンポラリファイルをコピーし、ファイル名を以下の通り変更します。
<インストールディレクトリ>/conf/sys/version_list.dat
※Linux/Solarisの場合、コピーの際にファイルのパーミッション、
オーナーが変更されないようにしてください。
3)ISWFのサービスをすべて再起動してください。
■(3)server.xmlの復旧作業
1)<インストールディレクトリ>/tomcat/conf/server.xml を削除します。
2)<インストールディレクトリ>/lib/server.xml.template を
<インストールディレクトリ>/tomcat/conf/ へコピーします。
※Linux/Solarisの場合、コピーの際にファイルのパーミッション、
オーナーが変更されないようにしてください。
3)<インストールディレクトリ>/tomcat/conf/server.xml.template を
<インストールディレクトリ>/tomcat/conf/server.xml にリネームします。
4)以下のコマンドを実行します。
コマンド:<インストールディレクトリ>/bin/amsdata -sys
5)ISWFの拡張Webサービスを起動します。
▼Windowsの場合
Windowsのサービス "InterSafeWebService" を開始します。
▼Linux/Solarisの場合
コマンド:<インストールディレクトリ>/bin/amsweb start
■(4)admin.statusの復旧作業
1)ファイルを確認し、「0」以外の数字が記述されている場合は、
「0」に書き換えファイルを保存します。
2)ISWFの全サービスを停止します。
停止コマンド:<インストールディレクトリ>/bin/amsmain stop
3)ISWFの全サービスを起動します。
起動コマンド:<インストールディレクトリ>/bin/amsmain start
■(5)ldap-server.xmlの復旧作業
LDAPサーバ情報のファイルの中身が破損している
1)LDAPサーバ情報を設定してからconfディレクトリのバックアップを
取得している場合は、 /conf/sys/ldap-server.xmlファイルを
破損ファイルに上書きします。
2)LDAPサーバ情報を設定してから管理画面の「保存/復旧」で設定を
保存している場合は、<インストールディレクトリ>/backup/save
の <保存名>.zip.ams の「ams」を消して、zipを解凍します。
/sys/ldap-server.xmlファイルを破損ファイルに上書きします。
3)設定の保存、バックアップを取得していない場合は、
<インストールディレクトリ>/backup/save/<インストール日時>_default.zip.ams
の「ams」を消して、zipを解凍し、/sys/ldap-server.xmlファイルを
破損ファイルに上書きします。
その後、管理画面の[認証設定]よりLDAPサーバ情報を設定しなおします。
※Linux/Solarisの場合、コピーの際にファイルのパーミッション、
オーナーが変更されないようにしてください。
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【対策 2-3】フィルタリングDBのダウンロード
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フィルタリングDBをダウンロードできない場合の復旧方法は以下の通りです。
■手順1
1)ISWFの管理画面上から手動でデータベースのダウンロードを行ってください。
2)手動ダウンロードが失敗する場合は次の手順2を行ってください。
■手順2
1)/lib/data以下をすべて削除します。
2)ISWFの管理画面より手動でDBのダウンロードを行ってください。
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【対策 2-4】 スレーブサーバとの同期
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スレーブサーバと同期がとれない場合の復旧方法は以下の通りです。
1)/conf/sys/server_list.datのスレーブ行を削除します。
2)InterSafeのサービスを再起動します。
3)ISWFの管理画面より、再度スレーブサーバの登録を行ってください。
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【対策 2-5】 スレーブサーバの復旧方法
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スレーブサーバでディスクフルが発生した場合、スレーブサーバを再インストールし、
マスターサーバより登録しなおしてください。