*本FAQは、InterSafe WebFilterのHTTPSデコード機能を有効化されていることが前提です。
通常、HTTPS通信はクライアントが直接Webサーバと暗号化通信を行ないます。
InterSafeでHTTPS解析機能(HTTPSデコード機能)が有効の場合、自己認証方式により
HTTPS通信のデコード処理を行ないます。
HTTPSデコード機能有効時、InterSafeがWebサーバと暗号化通信を行なう際に、Webサーバ
よりサーバ証明書を受け取ります。受け取ったサーバ証明書はInterSafeにて証明書チェックが
行なわれ、チェック対象に不備がある場合に下記の警告画面が表示されます。
この事象を回避するには、以下いずれかの対策を行ってください。
【回避策】
[1].HTTPSデコード対象ホストから除外する
(※対象ホストに対してデコード処理を行なわなくなります。)
下記設定項目にて、HTTPSデコード対象ホストの登録をしてください。
●Ver8.0以降の場合
管理画面 [共通アクセス管理]-[HTTPS規制設定]
※Ver8.5以降では登録する除外ホストに「*」を使って登録することが可能です。
※Ver8.0では完全一致での判定となります。また、正規表現は利用できません。
●Ver7.0の場合
管理画面 [システム管理]-[フィルタリング共通設定]-[HTTPS規制設定]
※登録する除外ホストは完全一致での判定となります。また、正規表現は利用できません。
[2].証明書チェックから除外する
(※証明書チェックをパスしますが、デコード処理は行なわれます。)
InterSafeの設定ファイルに「HTTPS_CERT_IGNORE_HOST」を追加します。
■設定ファイル
<インストールディレクトリ>/conf/proxy.inf
[BLOCK_CFG]セクションに「HTTPS_CERT_IGNORE_HOST」を
追記して、証明書チェックから除外するホストを登録します。
■設定項目
[BLOCK_CFG]
HTTPS_CERT_IGNORE_HOST=
(設定例)
HTTPS_CERT_IGNORE_HOST=www.alsi.co.jp
※登録ホストは完全一致となります。正規表現は利用できません。
※複数のホストを指定する場合は、カンマ(,)で区切ってください。
※設定後は設定の再読み込みが必要となります。
再読み込みのコマンド
<インストールディレクトリ>/bin/amsdata -reload
[3].証明書リストの更新
旧バージョン(ver.8.5以前)の設定ファイルを使用してアップデートを行った
InterSafe WebFilterをご利用の場合、証明書のチェック時に使用する証明書リストは
古いバージョンのものを引き継ぎます。証明書リストが古い場合は、更新することで
証明書警告画面を回避できる場合がございます。
更新手順については、以下をご参照ください。