STEP0
会計ソフト関連資料の
準備
会計ソフトのマニュアルと、現在会計ソフトへの連携に使用している仕訳データを準備しておきます。
STEP1
仕訳データに出力する
項目の整理
BIZUTTO経費から出力する仕訳データの項目を整理します。
STEP2
仕訳設定
BIZUTTO経費の仕訳設定を行います。
その後会計システムへの取り込みテストを行ってください。
STEP:0 会計ソフト関連資料の準備
BIZUTTOから出力するデータの参考になりますので、以下の関連資料を事前にご用意ください。
・会計ソフトのマニュアル(インポートする仕訳データフォーマットが記載してあるもの)
※お持ちでない場合は会計ソフトのサポート窓口へお問い合わせください。
・(現在CSVなどの仕訳データを会計ソフトに取り込み連携を行っている場合)連携に使用している仕訳データ
STEP:1 仕訳データに出力する項目の整理
出力する仕訳データ項目を整理します。
項目整理をするためのフォーマットをご用意しています。ページ下部より添付ファイル「BIZUTTO仕訳出力項目整理シート」をダウンロードしご活用ください。
STEP:2 仕訳設定
1) 出力データ、出力項目の設定
BIZUTTO経費>各種設定>仕訳設定>仕訳設定 の画面から登録します。
① 左上の をクリックします。すでに作成済の設定を編集する場合は対象設定の
ボタンをクリックします。
BIZUTTO経費ではいくつかの会計ソフトの設定テンプレートを用意しています。
▸テンプレートがある場合
「テンプレートを選択」のプルダウンから会計ソフトを選択します。
基本的な出力項目が設定された状態で編集画面が開きますので、変更したい部分を編集します。
▸テンプレートがない場合
「テンプレートを使用しない」を選択します。
編集画面が開きますので、一から設定をしていきます。
② 画面上部の基本設定から設定していきます。
<画面項目説明>
①任意のコードと設定名を入力します。
②この設定を以下のどの仕訳種別で使用するかを選択します(複数選択可)。
③仕訳データのファイル名と、ファイル名の後ろに日付等を付与するかを選択します。タイムスタンプは以下から選択します。
④仕訳データの区切り文字(ファイル拡張子)を選択します。会計ソフトに合わせて選択してください。
⑤文字コードを選択します。会計ソフトに合わせて選択してください。
⑥仕訳データの先頭行に項目名を出力するかを選択します。
⑦仕訳種別が「費用仕訳(個人立替)」または「費用仕訳 (支払申請 )」の場合に、仕訳データ項目「仕訳計上日」に出力する日付を選択します。
※「仕訳計上日」を出力しない場合は「計上日」を選択してください。
⑧仕訳データの貸借の出し方を4種類から選択します。
※詳細はこのFAQの添付ファイル「仕訳の形式について.pdf」をご確認ください。
⑨1申請に明細が複数行ある場合 明細行を集計して出力するか、集計する場合はその集計単位を選択します。
※基本的には圧縮なしを選択します。詳細は「106_BIZUTTO経費_導入マニュアル_仕訳設定編」3.6. 明細行の圧縮設定について をご確認ください。
⑩消費税の明細行を出力するかを選択します。
「出力する」を選択した場合、下図のように税抜き金額と消費税を別々の行に出力することができます。
③ 次に仕訳出力項目整理シートを参考に、画面下部の出力項目設定をします。
「+追加」ボタンをクリックすると出力項目フォーマットが開きます。
<画面項目説明>
①出力項目名を入力します。
②出力順を入力します。
③BIZUTTOで用意している「仕訳データ項目」を出力する場合、プルダウンから出力値を選択します。
④「固定値」を出力する場合、出力する値を入力します。
⑤変換パターン利用時に設定します。
⑥出力する値の前後に固定文字を出力したい場合、その固定文字を入力します。
⑦出力値の制限がある場合、最大文字数や最大バイト数の値と単位を入力します。
データ出力時に設定した最大値を超える場合には、超えた後ろの文字列を削除して出力します。
④ 最上部もしくは最下部の をクリックし設定を保存します。
2) その他の設定
BIZUTTO経費>各種設定>仕訳設定>その他設定 の画面から登録します。
BIZUTTO経費では作成される一部の仕訳のパターン(勘定科目)が決まっていますので、そのパターンにご利用の勘定科目をあてはめて設定します。
■各設定項目について
①未収金
仮払金の精算が終了した際に、仮払金の残金(社員が返金する金額)を計上する科目です。
※勘定科目マスタで、科目種類「未収金科目」で登録している勘定科目を設定できます。
▶仕訳例:仮払金10,000円を支給された社員が、9,000円を精算した場合の「未収金」にあたる科目です。
②仮払金
仮払金を計上する科目です。
※勘定科目マスタで、科目種類「未収金科目」で登録している勘定科目を設定できます。
▶仕訳例:仮払金10,000円を申請した場合の「仮払金」にあたる科目です。
③預り金(源泉)
支払申請で源泉徴収税額の入力がある場合に、その金額を計上する科目です。
※勘定科目マスタで、科目種類「預り源泉税科目」で登録している勘定科目を設定できます。
▶仕訳例:支払報酬3,000円(内、源泉徴収税額1,000円)を申請した場合の「預り金」にあたる科目です。
④仮払消費税
消費税額を計上する科目です。
※勘定科目マスタで、科目種類「仮払消費税科目」で登録している勘定科目を設定できます。
▶仕訳例:税込み5,500円(消費税10%)の申請した場合の「仮払消費税」にあたる科目です。
⑤振込手数料
振込データを出力時に発生する振込手数料を計上する科目です。
※「振込手数料」科目は振込元銀行の「振込手数料の支払方法」が”後払い”、かつ振込先が振込手数料を負担する場合のみ出力されます
※勘定科目マスタで、科目種類「振込手数料科目」で登録してある勘定科目を設定できます
▶仕訳例:取引先へ5000円(振込先負担の振込手数料が440円)の支払をした場合の「振込手数料」にあたる科目です。
⑥仕訳の不課税区分
未払金、仮払金、仮払消費税、現預金などの消費税が不要な勘定科目の場合に仕訳データへ出力する税区分です。
⑦振込手数料の課税区分
仕訳種別「振込支払仕訳」の仕訳データを出力する場合、ここで設定する税区分の税率を使用して振込手数料の消費税金額を計算します。
■設定手順
それぞれの項目について編集ボタンをクリックして、科目/税区分を設定します。
設定は以上です。
仕訳設定完了後、実際にBIZUTTOから出力したデータが問題なく会計ソフト側へ取込ができるかテストを実施することをおすすめします。
はじめての取込テストでは、何らかの取込エラーが発生することが多々あります。
発生したエラーを解消していくことも初期設定の想定作業の1つとなりますので、設定後はお早めにテストを実施してください。