バージョンアップ時の注意事項については、以下情報をご参照ください。
■目次
1.全バージョン共通
2.v6.00.00以降
3.v7.00.00以降
4.v7.50.00以降
5.v7.60.00以降
6.v8.00.00以降
7.v8.60.00以降
■詳細
1.全バージョン共通
WindowsOSおよびWindows Defenderが最新の環境で、InterSafe Clientのアップデートに失敗する事象が発生しております。
メッセージ:アップデートに失敗しました。
また、アップデート失敗後にOSの再起動をしても、InterSafe Clientのサービスが起動できない状態になります。
メッセージ:InterSafe Clientサービスの起動に失敗しました。OSの再起動を行ってください。
WindowsOSおよびWindows Defenderの動作が変更されたことにより、
WindowsDefender関連のプロセス(MpCopyAccelerator.exe)が
ILP関連のフォルダへアクセスを実施しようとするが
ILP関連プロセスではないためアクセスが抑止されアップデートに失敗しております。
※以下Windows Defenderのバージョンで、事象が発生することを確認しております。
マルウェア対策クライアントのバージョン: 4.18.2109.6
エンジンのバージョン: 1.1.18500.10
ウイルス対策のバージョン: 1.349.2027.0
スパイウェア対策のバージョン: 1.349.2027.0
お手数をおかけしますが、以下の暫定対応、リリース後の恒久対応をお願いいたします。
・暫定対応
Windows Defenderの例外にInterSafe Client関連のフォルダ、プロセスを登録お願いします。
フォルダー:C:\Program Files\ALSI\InterSafe Client
フォルダー:C:\ProgramData\ALSI
フォルダー:C:\ProgramData\ALSI\ISC
プロセス :ILPDebugTool.exe
プロセス :PatchLauncher.exe
プロセス :PatchMain.exe
プロセス :UGSAgent.exe
(参考情報)
Windows セキュリティに除外を追加する
・恒久対応
対応版v7.60.01をリリースいたしました。
最新版へのアップデートをお願いいたします。
対応版へのアップデート時に本事象が発生する可能性があるため、
暫定対応も併せてご対応お願いいたします。
2.v6.00.00以降
InterSafe Client v6.00.00 以降では、下記 2 つのソフトウェアが必要です。
これらのソフトウェアが未導入の環境では 、InterSafe Client のアップデート時にエラーを表示しアップ デートに失敗します。
InterSafe Client をアップデートする前に必ずインストールをして下さい。
・Microsoft Visual C++ 2015 Update 3 Redistributable Package
・Microsoft .NET Framework 4.6.2
上記コンポーネントは Client インストーラーに同梱しております。
・32bit 版
(インストールメディア)¥InterSafeClient¥Installer¥x86¥ISSetupPrerequisites
vc_redist.x86.exe
NDP462-KB3151800-x86-x64-AllOS-ENU.exe
・64bit 版
(インストールメディア)¥InterSafeClient¥Installer¥x64¥ISSetupPrerequisites
vc_redist.x86.exe
vc_redist.x64.exe
NDP462-KB3151800-x86-x64-AllOS-ENU.exe
3.v7.00.00以降
InterSafe ILP Ver.7.00以降、HTTPS通信時において、
サーバー証明書の署名検証を既定で有効とし、セキュリティを強化しております。
対処方法 1.クライアントPCへ証明書をインポート に沿って対応をお願いいたします。
クライアントに認証局が正しく配置されていないと、サーバーと通信ができず、
クライアントが起動しない問題が発生します。
特に、Ver.6.8x以前のバージョンでHTTPS通信をご利用している場合、
クライアントバージョンアップ後にログインできなくなる等の問題が発生します。
事前に、サーバー証明書の署名検証が通過する認証局の証明書を、
クライアントPCにインポートする必要がありますので、ご注意ください。 ※特に自己証明書などをご利用の場合はご注意ください。
<対処方法>
以下のいずれかの方法で、対応お願いいたします。
※セキュリティ強化のための、1.クライアントPCへ証明書をインポート を推奨します。
1.クライアントPCへ証明書をインポート
1-1.ファイル名を指定して実行より、「mmc」(Microsoft 管理コンソール)を開く
1-2.[ファイル(F)]-[スナップインの追加と削除(M)]を選択後、利用できるスナップインから「証明書」を追加する
1-3.「コンピューターアカウント」を選択し、「次へ」-「完了」の順に押下する
1-4.[信頼されたルート証明書]-[すべてのタスク]-[インポート]を選択する
1-5.インポートするファイルを選択し「証明書をすべて次のストアに配置する」を選択する
1-6.証明書がインポートされたことを確認する
2.署名検証の無効化
クライアントPCに以下のレジストリを設定することで、サーバー証明書の署名検証有無を設定可能です。
レジストリキー:HKLM\SOFTWARE\ALSI\ISC\Settings
名前:ServerCertificateValidationDisable
種類:REG_DWORD
データ:1 サーバー証明書の検証をしない = v6.8x以前の動作と同等
1以外 or 未設定 サーバー証明書の検証をする(既定)
<その他>
・.NET Framework/Windows Communication Foundation (WCF) の
標準の検証で、既定で以下の項目がチェックされます。
単一の証明書として有効であること(期限切れ/改竄など)
証明書ストア内に存在すること
信頼されたルート証明機関にチェーンされていること
CRLの確認は行われません
・プロトコルはSSLv3.0を無効とし、TLS1.1/1.2に対応します。
※TLS1.3は.NET Framework 4.7以降にて利用可能です。
4.v7.50.00以降
v7.50以降のInterSafe Clientはログイン後、InterSafe Managerの 環境設定 > サーバー設定 > サーバー接続設定
で設定している、接続先ホスト名またはIPアドレスが、サーバー接続設定として適用(上書き)されます。
InterSafe Clientのサーバー接続設定と、InterSafe Managerのサーバー接続設定をご確認の上、バージョンアップをお願いいたします。
例)InterSafe Clientのサーバー接続設定:IPアドレス
InterSafe Managerのサーバー接続設定:ホスト名
⇒ログイン後、InterSafe Clientのサーバー接続設定が、IPアドレスからホスト名に変更される
5.v7.60.00以降
InterSafe Client v7.60.00 以降では、下記 2 つのソフトウェアが必要です。
これらのソフトウェアが未導入の環境では 、InterSafe Client のアップデート時にエラーを表示しアップ デートに失敗します。
InterSafe Client をアップデートする前に必ずインストールをして下さい。
・Microsoft Visual C++ 2015-2019 Redistributable Package 14.28.29910 以降
・Microsoft .NET Framework 4.8
上記コンポーネントは Client インストーラーに同梱しております。
・32bit 版
(インストールメディア)¥InterSafeClient¥Installer¥x86¥ISSetupPrerequisites
vc_redist.x86.exe
ndp48-x86-x64-allos-enu.exe
・64bit 版
(インストールメディア)¥InterSafeClient¥Installer¥x64¥ISSetupPrerequisites
vc_redist.x86.exe
vc_redist.x64.exe
ndp48-x86-x64-allos-enu.exe
6.v8.00.00以降
・InterSafe Clientに必要なソフトウェア
InterSafe Client v8.00.00 以降では、下記 2 つのソフトウェアが必要です。
これらのソフトウェアが未導入の環境では 、InterSafe Client のアップデート時にエラーを表示しアップ デートに失敗します。
InterSafe Client をアップデートする前に必ずインストールをして下さい。
・Microsoft Visual C++ 2015-2019 Redistributable Package 14.29.30135以降
※v7.60以前で利用していた14.28.29910とは異なります。ご注意ください。
・Microsoft .NET Framework 4.8
上記コンポーネントは Client インストーラーに同梱しております。
・32bit 版
(インストールメディア)¥InterSafeClient¥Installer¥x86¥ISSetupPrerequisites
vc_redist.x86.exe
ndp48-x86-x64-allos-enu.exe
・64bit 版
(インストールメディア)¥InterSafeClient¥Installer¥x64¥ISSetupPrerequisites
vc_redist.x86.exe
vc_redist.x64.exe
ndp48-x86-x64-allos-enu.exe
・ユーザー連携ツールの実行ファイル名
実行ファイル名を、以下の通り変更しています。
Windows タスクスケジューラ等に設定している場合は、変更をお願いいたします。
変更前 C:¥Program Files(x86)¥ALSI ¥Tools¥CsvImport¥IICSVImp.exe
変更後 C:¥Program Files(x86)¥ALSI ¥Tools¥CsvImport¥IICSVImpCore.exe
※いずれもデフォルトのパスです。