※本事象はプライマリサーバ1台で運用している環境では発生しません。
※プライマリ/レプリカという名称は、Ver9.1SP2以前ではマスタ/スレーブという名称です。
[原因]
パス内URLを規制出来る機能が関連しています。
規制画面を表示する場合、次のようにリクエストのパス内に
規制対象URLを含んだ形式のフォーマットになります。
<例>
http:// (フィルタリングサーバのIP) :21128/block.cgi?urldata= (規制対象 URL)
複数台のInterSafe WebFilterを構築し、ロードバランサや
ICAPクライアントなどを使用して負荷分散を行っている環境では、
最初のリクエスト時と、規制画面表示時に経由するサーバが異なる
ことがあります。このとき、urldata= の部分がパス内URLの規制
対象となるため、規制画面がブロックされたことを示すログが出力
されてしまいます。
[対処方法]
お互いのInterSafe WebFilterホスト名もしくはIPアドレスを
例外URLの「許可カテゴリ」に登録してください。
これにより、InterSafe WebFilterホスト名もしくはIPアドレス
が許可対象となるため、パス内URLによって規制対象となること
を回避することができます。