InterSafe WebFilterが処理可能なリクエストラインの長さは、デフォルト値で 2048(Byte)が
最大値として設定されています。
この長さを超えた場合、システムログへ以下のメッセージが出力されます。
・InterSafe_filtering.log
Length of the HTTP request line exceeded the acceptable range.
・InterSafe_proxy.log
Length of the request/response line exceeded the acceptable range.
設定ファイルで以下のキーを変更することで、リクエストラインの最大値を変更できます。
■変更するファイル
<intersafe導入ディレクトリ>/conf/sys/system.inf
■変更箇所
[PROXY_CFG]セクションへ、以下を追記します。
MAX_LINE_SIZE=8192
※デフォルトの設定値(未記載の場合)は 2048 です。
※上記のキーは初期状態では記載されておりません。追記をお願いいたします。
※変更後は設定反映のため、InterSafe WebFilterのフィルタリングサービスを再起動してください。
<プライマリ/レプリカ構成の場合>
上記の設定をレプリカサーバへ反映させるには、以下の同期コマンドをプライマリサーバ上で
実行してください。
同期コマンド <intersafe導入ディレクトリ>/bin/amsdata -sys
コマンドの実行後、レプリカサーバのフィルタリングサービスを再起動してください。
※MAX_LINE_SIZEを増加した場合、これまでエラーで処理されていなかったリクエストが
処理されるようになりますので、物理メモリの使用量及びCPU使用率が、多少増加する
可能性はございますが、極端な増加はございません。
※プライマリ/レプリカという名称は、Ver9.1SP2以前ではマスタ/スレーブという名称です。