両機能の違いは以下になります。
<例外URL>
ホワイトリスト(許可リスト)としての利用に加えて、
ブラックリスト(禁止リスト)としての利用が可能です。
許可/禁止の場合もデータベースへの問い合わせ(Lookup)を
行い、レポートの結果に集計されます。グループごとに500件、
全体を対象に500件の登録が可能です。
<フィルタリング無効URL>
データベースへの問い合わせ自体を行わないURLを登録します。
その分のオーバーヘッドが軽減できるため、主に表示に時間がかか
るようなサイト、アプリケーションの対策に用います。
なお、登録したURLへのアクセスはレポート結果に集計しません。
全体を対象に500件の登録が可能です。
また、プライベートIPアドレスのリクエストに対しても同様に
データベースへの問い合わせ自体を行わない設定ができます。
(Ver4.3以降のクライアントから実装された機能です。)
プライベートIPの範囲は以下となります。
IPv4
クラスA (10.0.0.0~10.255.255.255 (10.0.0.0/8))
クラスB (172.16.0.0~172.31.255.255 (172.16.0.0/12))
クラスC (192.168.0.0~192.168.255.255 (192.168.0.0/16))
※ホスト名でリクエストした場合はフィルタリング対象となります。
なお、例外URL/無効URLの共通ルールとして、以下があります。
・URLのドメイン判定は後方一致。
・ポート番号を標準(80,443)以外で指定するサイトはポート番号付で登録。
・HTTPSサイトはHTTPSフィルタリングが有効の場合に機能する。(HTTPS復号化処理が行われる。)