例えば、Office365やGmailなどを使用されていて、HTTPS通信を利用するような環境では、
HTTP通信に比べ、3倍のスレッドを消費しますので、InterSafe WebFilterにてスレッド不足が
発生している可能性がございます。以下の手順にて回避して下さい。
■回避策1
InterSafe WebFilterのシステムログに以下のメッセージが出力されていないかご確認下さい。
メッセージ:「Currently there is no available thread」
【Ver8.0以降の場合】
Proxy版は、InterSafe_proxy.log
ICAP版は、InterSafe_filtering.log
に出力されます。
【Ver7.0以前の場合】
すべての製品で、 InterSafe_sys.log
に出力されます。
出力されている場合、添付URLをご参照いただきプロセス数の増加をご検討下さい。
本体策で解決されない場合、回避策2をご参照下さい。
■回避策2
HTTPSの処理にてInterSafe WebFilterが高負荷になっている可能性がございます。
特定のWebメールのホストを、ブラウザのプロキシ例外設定に登録し、InterSafe
WebFilterを経由させないように変更して下さい。
なお、お客様の環境によっては、ブラウザのプロキシ例外設定のみでは閲覧できない
場合がございます。
これはネットワーク機器での制御によって拒否されている事がございますので、
ネットワーク管理者と調整いただき、特定のWebメールの通信に対しては
直接インターネットへのアクセスを可能にするよう変更していただく必要がございます。