インストールする環境によっては、稀に同居するアプリケーションが正常に動作
しない問題が発生するケースがあります。
問題が発生する主な理由として、CATSがフィルタリング処理にて行う通信との
競合が挙げられ、そのような場合は、フィルタリング無効アプリケーション設定
を適用することで改善が見られる可能性がございます。
CATSインストール後、CATSもしくは同居するアプリケーションが動作しないような
問題が確認できた場合は、以下の手順にてフィルタリング無効アプリケーション
設定を適用して状況をご確認下さい。
【適用手順】
1) [システム管理]-[フィルタリング共通設定]へ進み、「フィルタリング無効アプリケーション設定へ」を
クリックします。
2) 無効アプリケーション設定を有効にし、[指定のアプリケーションをフィルタリング無効とする]にチェックを入れ、
問題が発生したアプリケーションの実行ファイル名 または ファイルパスを登録します。
■ファイル名を指定する場合
プルダウンメニューから[ファイル名]を選択し、問題が発生したアプリケーションの
実行ファイル名(拡張子は除きます)を登録します。
(例:実行ファイル名が「xxx.exe」の場合「xxx」と登録します。「.exe」は登録しません。)
■ファイルパスを指定する場合
プルダウンメニューから[ファイルパス]を選択し、問題が発生したアプリケーションの
実行ファイルが格納されているディレクトリを登録します。
ファイルパスを設定した場合、実行ファイルのパスに部分一致したアプリケーション(EXE形式)
が対象となります。
※ファイルパスを登録すると入力値の前後にワイルドカード(*)が自動的に付加されます。
(例:C:\Windowsは*:Windowsとなり、Dドライブにもマッチするよう登録されます。)
※ファイルパスを指定した場合、Ver.4.5(モジュールバージョン0500)以降の
クライアントモジュールで動作します。Ver.4.5未満のモジュールでは使用でき
ません。クライアントモジュールのバージョン確認方法はこちらをご覧下さい。
3) 画面右上の[更新]ボタンをクリックします。
4) 設定反映のため、クライアント端末側でルールの更新が必要です。
ルールの更新手順については、以下のFAQをご参照ください。
No.2694「フィルタリングルールが更新されるタイミングについて」
https://alsifaq.dga.jp/faq_detail.html?id=2694&category=
上記設定を適用しても改善が見られない場合は、お手数ですが、こちらを
ご参照いただき、調査のため、弊社まで情報提供にご協力をお願いします。