1.発生現象
パス内 URL規制機能と、IPアドレス規制を使用している場合に、
CGIなど、パラメータ内に URLが含まれるリクエストの先頭が
'/'または'%2f'であった場合に意図しないIPアドレス規制が
発生します。
2.原因
CGIなど、パラメータ内に URLが含まれるリクエストの先頭が
'/'または'%2f'であった場合に、誤ってIPアドレスとして
認識されるため本不具合が発生します。
3.対象製品
InterSafe WebFilter for ICAP Ver.7.0 Build0719 on Linux
InterSafe WebFilter for ICAP Ver.7.0 Build0719 on Solaris
4.対応について
Build0723 以降のプログラムで修正しております。
現在、Build0719をご利用の場合は、SP1(Build0733)を
適用してください。
※プログラムダウンロードについては添付URLをご覧ください。
修正プログラムを適用しない場合の回避策は以下の通りです。
【回避策1】パス内URLの無効化
(1) proxy.infの[BLOCK_CFG]セクション、
BLOCK_INNERURLの値をFALSEに設定します。
<導入ディレクトリ>/intersafe/conf/proxy.inf
[BLOCK_CFG]
BLOCK_INNERURL=FALSE (無効)
※BLOCK_INNERURLは隠しキーなので、直接記述します。
記述がないデフォルトの状態ではTRUE(有効)となっています。
(2) InterSafe WebFilterの全てのサービスを再起動して
変更内容を反映させます。
停止:<導入ディレクトリ>/intersafe/bin/amsmain stop
起動:<導入ディレクトリ>/intersafe/bin/amsmain start
【回避策2】許可カテゴリへの登録
誤ってIPアドレス規制となったURLをログから読み取り許可カテゴリに登録します。