例外URLの一括登録は、例外URLの登録件数が多い場合や、
「InterSafe WebFilter Cloud Option(以下、Cloud Option)」で
出力したCSVファイルを取り込む場合に利用します。
例外URLの一括登録は、以下2通りの方法があります。
(1)
管理画面での一括登録(Ver7.0以降の機能)
(2)
コマンドでの一括登録<<登録前のCSVファイルの準備>>
例外URL情報を記載したCSVファイルを作成します。
CSVファイルのフォーマットについては、管理者マニュアルの「例外URL情報ファイルの
フォーマット」をご参照ください。
※バージョンによってフォーマットが異なりますので、ご注意ください。
※ 注意 ※
・製品バージョンによっては、例外URLにすでに登録してあるURLは、CSVファイルをインポート
することで上書きされます。すでに登録している例外URLがある場合には、下記手順のように
予めインポートするCSVファイルに、現在登録してあるURLを記載しておく必要があります。
・対象グループが第2階層以下の場合、グループ名は次のように指定します。
例) 第3階層グループのTEST03というグループの場合
"第1階層グループ名\第2階層グループ名\TEST03"
※グループ階層は\(円マーク)で区切ります。ルートグループは含まないでください。
------------------------------------------------------------
(1)管理画面での一括登録手順
------------------------------------------------------------
管理画面での一括登録ではグループ毎に一括登録を行います。
※下記はVer8.5以降の登録方法となります。
1.InterSafe WebFilterの管理画面にログインします。
2.[個別アクセス管理] >[例外URL設定]へ進み、例外URLを登録するグループ名をクリックします。
3.所有ルール一覧から登録するルール名をクリックします。
4.[ルール詳細]画面にて[一括処理]タブへ進みます。
5.”例外URLをエクスポートする”を選択し、文字コードを指定して[実行]ボタンをクリックします。
”一括処理を行います。よろしいですか?”の確認メッセージが表示されますので
[OK]をクリックして現在の設定をエクスポートします。
6.エクスポートしたCSVファイルと、追加登録するCSVファイルをまとめます。
7.”例外URLをインポートする”を選択し、CSVファイルをインポートします。
※5.で指定した文字コードと同じ文字コードを選択してください。
・登録方式について
Ver8.5以降では一括登録の際、登録方式を「置換」または「追加」を選択することが
できます。Ver7.0および8.0では「置換」方式となります。
●置換
すでに登録されているURLの上書きを行います。
CSVファイルに「すでに登録されているURL」+「新しく登録するURL」の情報が
記載されていることをご確認の上、作業を行ってください。
●追加
すでに登録されているURLとCSVファイルのURLを比較し、登録されていない
URLのみ処理を行います。
※ 注意 ※
システム全体(全グループ)に同じ例外URLを登録する場合、”ルートグループ”に
例外URLを登録し、下位グループにも適用させる設定を有効にしてください。
(Ver8.0以降の設定画面)
[グループ/ユーザ管理]>[グループ管理]で”ルートグループ”を選択して[編集]ボタンをクリック。
例外URL参照:このグループと同じ例外URLルールを下位グループに使用させる
を有効にしてください。
(Ver7.0の設定画面)
[フィルタリング設定]>[グループ設定]で”ルートグループ”を選択して”例外URL設定へ”をクリック。
参照指定:下位グループに設定した例外URLを参照させる
を有効にしてください。
------------------------------------------------------------
(2)コマンドでの一括登録手順
------------------------------------------------------------
[Ver9.1 SP1(Build1401以降)の製品]
コマンドでの一括登録で「追加」が行えます。
コマンドオプション[-add]をご利用ください。
[Ver9.1以前の製品]
コマンドでの一括登録では「追加」はございません。すでに登録してあるURLが
存在する場合は、上書きが行われますのでご注意ください。
1.InterSafe WebFilterのOSにログインします。
2.<導入ディレクトリ>/bin に移動し、amsurlコマンドにて現在の設定をエクスポートします。
amsurl -export ファイル名.csv -all -encoding EUC|SJIS|UTF8
※文字コードは、EUC|SJIS|UTF8 のいずれかを選択してください。
3.エクスポートしたCSVファイルと、追加登録するCSVファイルをまとめます。
4.<導入ディレクトリ>/bin に移動し、amsurlコマンドにて作成したCSVファイルを読み込みます。
[Ver9.1 SP1(Build1401以降)の製品]
amsurl -add ファイル名.csv -all -encoding EUC|SJIS|UTF8
※2で選択した文字コードと同じ文字コードを選択してください。
[Ver9.1以前の製品]
amsurl -import ファイル名.csv -all -encoding EUC|SJIS|UTF8
※2で選択した文字コードと同じ文字コードを選択してください。
------------------------------------------------------------
<<一括登録後の確認>>
管理画面にて正しく例外URL登録されていることをご確認ください。
また、登録したURLが正しくフィルタリングされてることをご確認ください。
(Ver8.0以降での管理画面)
1.[個別アクセス管理]>[例外URL設定]>グループ名をクリックします。
2.所有ルール一覧から登録したルール名をクリックします。
3.[ルール詳細]>[例外URL設定]タブに登録されている例外URLが一覧表示されます。
(Ver7.0での管理画面)
1.[フィルタリング設定]>[グループ設定] をクリックします。
2.グループ一覧からグループ名をクリックします。
3.[■フィルタリング設定]>[例外URL設定へ] をクリックします。
■例外URL一覧に登録されている例外URLが一覧表示されます。