1.事象
IRMv4.0が動作している環境で、GmailなどのWebMailを利用し、暗号化されたファイルを添付すると
不完全なファイルが添付され、メール受信先で添付ファイルを開くことができない。
ブラウザ経由で暗号化されたファイルをアップロードしても同じ事象になります。
対象Ver : InterSafe IRM v4.00.00/v4.00.01
クライアントタスクトレイアイコンの「バージョン情報」で確認できます
v3.5以前では発生しません。
2.原因
WebMailのファイル添付は、内部的にブラウザを経由しファイルをアップロードしていますが、予め
ブラウザ対しアップロードするファイルサイズ(暗号化ファイルの場合は「暗号化前のオリジナルサ
イズ」と「暗号化により増加したサイズ」)情報を渡す処理があります。
本問題は、IEなどの一部ブラウザを除き、「暗号化前のオリジナルサイズ」のみを渡してしまう不具合
であり、これにより、ファイルアップロードがオリジナルファイルサイズ分しかされず、結果として
開くことのできないファイルが添付(アップロード)されてしまいます。
対象ブラウザ
- Google Chrome
- Firefox
- Opera
- Sleipnir
その他IE以外で発生する場合があります。
3.対応方法について
添付アップデートマニュアル「4-1. InterSafe Clientアップデートの流れ」
に沿って、本FAQ添付のアップデータを使い、Clientをアップデートしてください。