1. 事象
共有フォルダにアクセスすると「アクセスの制限数を超えました」と表示されたり、作成した
フォルダ/ファイルが作成したowner削除できないなどの問題が発生する。
2. 原因
InterSafe IRMを導入すると、IRM構成ファイル(IRMTMPDIR/IRMTMPVOL)が各フォルダ下
に作成されます。この構成ファイルにより、クライアントから共有フォルダのファイルを閉じた
後でもセッション切断までに時間がかかる場合があります。
※構成ファイルは隠しファイルですのでInterSafe導入環境では非表示になります。
3. 対処方法
以下2点両方を実施し事象を回避してください。
3-1.サーバなど共有フォルダーを提供しているPCのセッションアイドリングタイムを0に変更します。
> net config server /autodisconnect:0
※デフォルトは15(分)です。0はアイドルセッションが順次切断されます。
※0にしてもユーザ使用中のファイルセッションが削除されることは通常ありません。
3-2. クライアントのWindowsExplorerを終了
使用していないPCのWindowsExplorerを終了させ、共有フォルダへアクセスしないよう
にしてください。