InterSafe IRM/FPが有効な環境において、Windows10 Update を行うと
以下のような問題が発生することが一部で報告されています。
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Windowsが起動しなくなる・MSOfficeなど
アプリケーションが利用できなくなる■問題発生の報告があったバージョン
・Windows 10 1809(LTSCのみMSサポート対象)、1903(MSサポート対象外)
■問題発生の報告がないバージョン
・Windows 10 2004、20H2、21H1、21H2、22H2
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Windows 11については問題発生の報告はございません。 (弊社QAにて動作確認を実施した結果となります。動作を保証するものではありません。)
※大型アップデートリリース時の最新のILPバージョンにて確認しております。
※大型アップデートリリース後、3か月を目途に確認を進め本FAQにて情報公開する予定です。
弊社ではリリース時に検証を行っておりますが、お客様固有の環境にて発生する場合もありますので、
WindowsUpdateを適用する場合は、十分な確認を行った上での適用をお願いいたします。
IRM/FPを無効化する場合は以下の手順により無効化をお願いいたします。
■ IRM/FP暗号化機能の無効化手順
1.InterSafe ManagerよりIRM/FPなどの「ファイル暗号化機能」をOFFにします。
2.タスクトレイにあるISClientアイコンを右クリック「ポリシー情報の更新」押下します。
3.PCを再起動します(PCの再起動が発生します)。
4.Windows Updateを実施します。
スタート(Windowsマーク)-> 設定(歯車マーク)-> 「更新とセキュリティ」で
アップデートが終了していることを確認します。
5.上記1)で暗号化機能をONにし、2)、3)を実施し、暗号化機能を有効にすれば完了です。
※ InterSafe Client v6.8以降では、WindowsUpdateを保留させる機能が実装されています。
環境設定 > アップデート設定 > WindowsUpdate制御 > WindowsUpdateを停止する [ON]
に変更し、ISClientのポリシー更新を行ってください。
※ InterSafe FP v7.0以降では、暗号化機能が無効状態でも暗号化ファイルの鍵アイコンの表示、
及び暗号化ファイルの復号化が可能です。
※ InterSafe IRMでは暗号化機能を無効状態にした場合、暗号化ファイルの鍵アイコンの表示、
及び暗号化ファイルの復号化は実施できません。予めご了承ください。
毎月公開される、セキュリティ更新プログラムにつきましては、
IRM/FP有効状態で実施いただく場合は、予めテスト端末等でお試しいただくことを推奨しております。
■ FP機能を無効化した際の暗号化ファイルの復号化/鍵アイコンの表示について
FP機能無効時は暗号化ファイルの作成/閲覧機能はご利用いただけませんが、暗号化ファイルの復号化/鍵アイコンの表示は可能です。
※上記はInterSafe Client Ver7.00(FP Ver2.00)以降がご利用いただける機能です。
▼設定手順
1. InterSafe Manager にログインし、FPを無効化するグループを選択した状態で、ポリシー > ファイル暗号(FP) を押下します。
2.[ファイル暗号化機能]を「Off」に切り替え、「適用」を押下します。
3.[ファイル暗号化機能]内の「FPセキュアファイルの鍵アイコン表示」、「FPセキュアファイルの暗号解除」を「On」に切り替え、
適用を押下します。
4.InterSafe Client側にポリシーを適用させます。