InterSafe WebFilterの待受ポートは、クライアントから送信されるリエクストを受け付けるポートです。
クライアント(ブラウザ)の設定とInterSafe WebFilterの設定の組み合わせによって、プロセスの利用の仕方に違いがあります。
【パターン1】 Internet Explorerのプロキシの設定が以下のように、HTTP、Secure(HTTPS)、FTPがすべて同じポートを利用する設定となっている場合、
InterSafe WebFilter側の設定も、同様にポートを統一するとプロセスを効率的に利用できます。
下記の場合、クライアントから送信されるプロトコルに関係なく、すべてのリクエストをプロセス数の総和である1000プロセスの中で処理します。
●Internet Explorerのプロキシの設定
●InterSafe WebFilterのフィルタリング設定
※Ver.8.5(Build 0860)までの製品では、HTTPに設定したプロセスの中で処理が行われます。
プロセス数の総和では処理されませんのでご注意ください。
【パターン2】 Internet Explorerのプロキシの設定が以下のように、HTTP、Secure(HTTPS)、FTPが異なるポートを利用する設定となっている場合、
InterSafe WebFilter側の設定も、同じようにポートを分ける必要があります。
下記の場合、クライアントから送信されるプロトコルごとに、HTTPリクエストは450プロセスの中で処理され、HTTPSリクエストも450プロセス、
FTPリクエストは100プロセスの中で処理されます。
●Internet Explorerのプロキシの設定
●InterSafe WebFilterのフィルタリング設定
【パターン3】 Internet Explorerのプロキシの設定が以下のように、HTTP、Secure(HTTPS)、FTPがすべて同じポートを利用する設定となっているにも関わらず、
InterSafe WebFilter側の設定ではポートを分けている場合、クライアントからのリクエストを8080ポート(HTTP)に設定している450プロセスの中だけで
処理することになり、HTTPSやFTPで待ち受けているプロセスは利用されません。
【パターン1】の設定に変更することを推奨します。●Internet Explorerのプロキシの設定
●InterSafe WebFilterのフィルタリング設定