InterSafe WebFilter Ver8.5 SP1 Build0881以降をご利用でかつ、認証局設定変更を行っている
お客様は、Ver9.1製品へアップデートする前に以下の作業を実施してください。
※Ver9.1SP1以降では、この作業は不要です。
【確認作業】
①Webfilterのサービスが動いている場合は停止します。
# /<インストールディレクトリ>/bin/amsmain stop
②/<インストールディレクトリ>/conf/sys/system.infのCERT_FILEキーの設定有無を確認します。
[BLOCK_CFG]
CERT_FILE=serverkeys_new
上記のように設定されている場合、以下のコマンドを実施して上書きコピーします。
# cp /<インストールディレクトリ>/conf/serverkeys_new /<インストールディレクトリ>/conf/serverkeys
※「serverkeys_new」というファイル名でなくとも、「serverkeys」以外のファイル名に
なっている場合は、以降の手順にそって作業を行ってください。
※CERT_FILEのキーの記述がない場合、もしくは「CERT_FILE=serverkeys」となっている場合、
以降の手順は必要ありません。そのままVer9.1へアップデートしてください。
③設定ファイルを調整します。
/<インストールディレクトリ>conf/sys/system.infのCERT_FILEキーを削除します。
CERT_FILE=serverkeys_new ←削除します。
以上を行ってから、ICAP版Ver9.1へのアップデートを実施します。
■上記【確認作業】を未実施の場合の対処法
事前の確認作業を実施しなかった場合、proxy.logに下記のようなエラーが表示されフィルタリング
サービスの起動に失敗します。
FATAL yyyy-mm-dd hh:mm:ss,xxx [main] 010041 Failed to start filtering service due to the following r eason. [012060 Failed to get a certificate information of serverkeys due to the following reason. [java.io.IOException : Keystore was tampered with, or password was incorrect :
その場合は、以下の手順を実施することでフィルタリングサービスが正常に起動出来るように
なります。
①Webfilterのサービスが動いている場合は停止します。
# /<インストールディレクトリ>/bin/amsmain stop
②鍵ストアファイルをコピーします。
※/<インストールディレクトリ>/conf/sys/system.infのCERT_FILEキーに、下記のように
設定されている場合の例です。
[BLOCK_CFG]
CERT_FILE=serverkeys_new
# cp /<インストールディレクトリ>/conf/serverkeys_new /<インストールディレクトリ>/conf/serverkeys
③設定ファイルを調整します。
# vi /<インストールディレクトリ>/conf/sys/system.inf
CERT_FILE=serverkeys_new ←削除します。
④Webfilterのサービスを起動します。
# /<インストールディレクトリ>/bin/amsmain start