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ID:5508
作成日: 2020/06/02
フィルタリングキャンセラとはなんですか (ISGC)

機能の概要

特定ネットワーク内でのみInterSafe GatewayConnectionのフィルタリング機能を一時停止させる機能が、フィルタリングキャンセラです。

社内や校内などのネットワーク内に既に設置されたプロキシサーバでフィルタリングを実施している場合、 クライアント端末にISGC Agentを導入すると、フィルタリングが二重に行われます。 こうした環境でISGC Agentでのフィルタリングを一時停止したい場合に、本機能を利用します。

対象の製品

  • ISGC Agent (Windows)
  • ISGC Agent (Chrome)
  • ISGC assist (iOS/iPadOS)

動作の概要

本機能は以下の通り動作します。

  1. ISGCがフィルタリングキャンセルURLにアクセスする。
  2. フィルタリングキャンセラ用HTMLファイルを取得する。
  3. ISGCが一時停止する。

フィルタリングキャンセラの導入と設定

以下の手順で、導入および設定を行います。

  1. 社内もしくは校内にWebサーバを用意します。
  2. ユーザー様専用ダウンロードサイトより、フィルタリングキャンセラ用HTMLファイル ‘cancelurl.html’ を入手します。
  3. HTMLファイルを、用意したWebサーバに配置します。
  4. ISGC管理画面にて設定を行います。 アプリポリシー設定 > 共通設定 > フィルタリングキャンセルURL にHTMLファイルを取得できるURL(例: http://192.168.100.1/cancelurl.html)を指定します。

クライアント端末に設定が反映された後、フィルタリングキャンセラ機能が利用可能です。

注意事項

  • アクセス先のURLでは、Web認証が行われないようにしてください。
  • HTMLファイルの内容は編集しないでください。
  • フィルタリングキャンセラを導入する場合、ISGC Agentを導入した端末と同一ネットワークに配置する必要はありません。 アクセスが可能であれば、異なるネットワーク環境のWebサーバに配置することができます。
  • ISGC assistの場合は、 フィルタリングキャンセルURL のみではなく フィルタリングキャンセル代替プロキシ を用意、指定する必要があります。
  • ISGC assistの場合は、HTMLファイルを配置するWebサーバでは、レスポンスを不定長で返さないようWebサーバ側で設定を行なってください。
    例えばWebサーバでApacheをご利用の場合はApacheの拡張機能を利用しない事で対応可能です。またhtml拡張子のファイルをApacheの拡張機能の実行対象から外してください。
対象バージョン
 
対象ビルド
 
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