Windowsのコピー動作の仕様変更による影響により、FPファイルをバッファリングなしで共有フォルダにコピーした場合に
ファイルが破損する事象を確認しております。発生事象・環境をご確認いただき、該当する場合には対処方法に
記載の対処をお願いいたします。
■発生事象
・コピー後、暗号化ファイルを開くことができない
・コピー後、鍵アイコンがつかなくなる
弊社では事象は発生しておりませんが、理論上は暗号化されていない平文ファイルでも
発生する可能性がございます。
■対象環境
以下のInterSafe Client、OSに該当する環境
<InterSafe Client>
InterSafe Client導入済で「ファイル暗号化機能:On かつ 自動暗号化:する」の設定でご利用中の環境
(InterSafe Managerのポリシー > ファイル暗号(FP)から確認いただけます。)
※InterSafe Clientのバージョンには依存しません。
※InterSafe Clientが導入されていない環境でも発生します。(2023/5/16 削除)
<OS>
・Windows 10 :Windows UpdateでKB5025221が適用されている環境
・Windows 11 :詳細なリビジョン等は未確認
(事象が発生することを確認した環境) Windows 11 Enterprise/Pro 22H2 Build 22621.1702
■対処方法
バッファリングが有効な方法でコピーをお願いいたします。
なお、Exlporerによるコピー操作では発生しないことを確認しております。(2023/8/4 削除)
Exploerによるコピー操作でも事象が発生する場合があることが報告されております。
(例)
・xcopy 「/j」パラメータを使用しない
参考情報:xcopy | Microsoft Learn
・robocopy 「/j」パラメータを使用しない
参考情報:robocopy | Microsoft Learn
コマンド実行以外にも、他社製品の機能によってコピーをしている場合
上記に該当する可能性も考えられます。恐れ入りますが、各メーカーへ
ご確認をお願いいたします。
■今後の対応
v8.20.03にてFPファイルをバッファリングなしで共有フォルダにコピーした場合でも、正常にコピーができるよう対応しております。
大変お手数ですが、v8.20.03へのアップデートをお願いいたします。
<プログラムダウンロード方法>
1.FAQサイトにログイン(要ログイン)※IDをお持ちでない場合
https://alsifaq.dga.jp/signin/index.html