ワークフローに承認ステップとして登録している「上長承認」がスキップされてしまう場合、以下の2点をご確認ください。
1)承認者に上長承認権限が付与されているか
承認者に指定されているユーザーに承認権限が無い場合は承認がスキップされます。
下記のFAQ内「【STEP4】承認権限を設定する」にて、権限付与の手順をご紹介していますので
ご参考の上権限を設定いただき、上長承認が実施可能かご確認ください。
2)同じ組織の中で2つ以上の承認ステップを設定していないか
BIZUTTOのワークフローの仕様では、同じ組織の中で複数の承認ステップを踏むことができません。
例えば承認ステップを課長承認→部長承認のように2段階設定していて、課長・部長がどちらも同じ組織に所属している場合に起こりえます。
(課長承認は通るが、部長承認がスキップされる)
申請のすぐ後の承認ステップは必ず承認が必要ですが、
それ以降の承認ステップでは上位組織に承認できるユーザ(上長承認の権限を持つユーザ)がいない場合はスキップとなります。
例えば役員が申請して社長が上長承認した場合、それよりあとの承認すべき立場の方はいないため、
自動的にスキップされ経理担当などに進む仕様になっています。
対処法としては、スキップされてしまった承認者を上位組織に所属させることで正常に承認フローが回るようになります。
例えば下図の「東京営業部」の場合は、申請者(主任)→課長承認→部長承認 というステップは踏めないため、
部長承認のユーザーを「東京営業部」の上位組織「営業本部」へ所属させることで解消できます。
ユーザの組織設定は、BIZUTTO管理>基本マスタ設定>ユーザ設定 より設定が可能です。