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ID:6601
作成日: 2025/02/10
[BZ]手当計算設定方法解説②-詳細設定方法解説
手当計算機能の詳細設定
 BIZUTTO経費では、社内規定等に合わせて、日当や手当の支給条件や金額の計算式を登録することで、
 申請時に入力内容から手当金額を自動計算することが可能です。
 その手当計算の設定方法についてご説明します。
 ※手当計算機能利用に伴い、事前に「事前情報整理方法」を参照のうえ、以下説明の確認をお願いいたします。

1.手当計算の流れ
 
 以下のような流れで手当計算を設定していきます。

 STEP0:事前情報整理
      手当計算に利用する社内規定の内容をマスタ登録できる形に整理します
      整理方法は以下のFAQを参照ください
      https://alsifaq.dga.jp/faq_detail.html?id=6529&category=&page=1

 STEP1:手当の各種情報登録
      手当の種類、入力項目等の条件・計算式以外の情報を設定します。

 STEP2:手当の支給条件を設定
     「役職により手当金額が変わる」場合や「出張の行き先で手当金額が変わる」ような場合の金額が変更になる条件を設定します。

 STEP3:手当金額の計算式を設定
      条件により金額が変更となる場合の計算式を設定します
      
※「役職により手当金額が変わる」、「出張の行き先で手当金額が変わる」場合等

 STEP4:設定内容の確認
      STEP1~3で登録した内容を確認し、設定を反映します。

2.手当計算式の設定
 上述した各ステップの詳細手順について説明します。
 手当計算設定は、[BIZUTTO経費]>[各種設定]>[マスタメンテナンス]>[手当計算] の画面から登録します。
 
 STEP0:事前情報整理
     
整理方法は以下のFAQを参照ください
     
https://alsifaq.dga.jp/faq_detail.html?id=6529&category=&page=1

 
STEP1:手当の各種情報登録

  
(1)手当種類設定

  手当一覧を表示後、「手当種類編集」から利用する手当種類の「手当種類名」「申請時の入力」を設定します。
  手当計算詳細解説①.PNG

  (2)手当の基本情報の入力

  手当種類設定後、手当一覧画面から手当種類1の「+手当を追加」をクリックします。
  手当計算詳細解説②.PNG

  以下の手当設定画面が表示されますので、①~④内に必要事項を入力のうえ、「計算式の入力へ」をクリックします。

   <設定画面>
  以下①~③にて手当コード、手当名、説明、申請タイプを設定します。
  ①手当コード:手当を識別するための一意のコードを入力します。
  ②手当名:設定する手当の名称を入力します。
  ③説明:該当手当の説明を入力します。
  ④申請タイプ:該当の手当設定を利用する申請タイプ(国内/海外出張・事前申請)を選択します。
  手当計算詳細解説③.PNG
  手当計算詳細解説④.PNG

  (3)手当入力項目の設定
  
  
手当を支給する条件に、社員の役職などのマスタ情報以外に、
  申請者が申請内容入力画面で手当を設定する際、申請者側で選択させる項目
  (例えば、出発が午前・午後のどちらか、または平日・休日かを選ばせたい場合等)が必要な場合に追加します。
  手当計算詳細解説⑤.PNG

  上記項目設定のうえ、手当計算の条件に加えた場合の画面表示イメージは以下の通りです。
  ※追加した対象は手当計算子画面内に項目表示されます
  手当計算詳細解説⑦.PNG

  (4)手当計算結果の端数処理
  
  設定する手当の計算式の結果に小数点以下の金額が発生する場合に端数処理方法を選択します。
  ※整数値の金額しか発生しない場合は、いずれを選択しても金額は変わりません。
  手当計算詳細解説⑧.PNG

 STEP2:手当の支給条件を設定

  役職や出張先等により手当の支給金額が変更になる場合の条件を設定します。
  ここでは以下のような規定を例に設定方法を説明します。

  手当計算詳細解説⑨.PNG

  出張日当のマトリクス表を条件に沿って文書化します。
  手当明細設定の事前準備として、自社の規定をマトリクス表および文書化する手順については以下参照ください。
  ※「[BZ]手当計算設定方法解説①ー事前情報整理について」参照
     https://alsifaq.dga.jp/faq_detail.html?id=6529&category=&page=1

  【文書化】
   (出張種別:日帰り)
   ①申請者の役職が「役員」の場合 かつ 出張種別が「日帰り」の場合は「2,000円」
   ②申請者の役職が「部長」の場合 かつ 出張種別が「日帰り」の場合は「1,500円」
   ③申請者の役職が「一般」の場合 かつ 出張種別が「日帰り」の場合は「1,000円」
   (出張種別:宿泊)
   ④申請者の役職が「役員」の場合 かつ 出張種別が「宿泊有」の場合は(1日あたりの日当)「2,500円」
   ⑤申請者の役職が「部長」の場合 かつ 出張種別が「宿泊有」の場合は(1日あたりの日当)「2,000円」
   ⑥申請者の役職が「一般」の場合 かつ 出張種別が「宿泊有」の場合は(1日あたりの日当)「1,500円」
  ここでは、【文書化】①の内容を例に以下手順に沿って手当計算式に設定します。
  ①申請者の役職「役員」の場合 かつ 出張種別が「日帰り」の場合は「2,000円」

    <手順1>
   条件分岐の有無を選択します。
   今回の例では、役職により金額が異なる設定を実施するため「条件分岐を含む」を選択します。
   ※条件に関わらず同じ計算式を利用する場合には、「条件分岐なし」を選択します
   手当計算詳細解説⑩.PNG

    <手順2>
   これから設定する条件に対して「すべてに一致する場合」に計算式を適用させるか、「いずれかに一致する場合」に計算式を適用させるかを選択します。
   ※複数の条件が必要となる場合に検討を実施します、単一の条件の場合には「以下の条件のすべてに一致する場合」を選択ください
   今回の例では、「以下の条件のすべてに一致する場合」を選択します
   手当計算詳細解説⑫.PNG

    <手順3>
   分岐条件にマスタや項目を使うか・計算式を設定して利用するかを選択します。
   今回は役職により日当が分かれるため「申請内容を条件に使用する」を選択します。
   手当計算詳細解説⑫.PNG
 
    <手順4>
    条件内容を設定します。
    今回の例では、役職および日帰り・宿泊(出張期間)により金額計算される条件を設定します。
    【条件1】
      はじめに、条件項目に役職を選択し、「判定方法」と「条件項目の値」を設定します。
      手当設定詳細解説⑬.PNG

      上記入力後、条件項目に日帰り・宿泊(出張期間)の条件も設定するため、「+条件追加」ボタンをクリックします。
      2つ目の条件設定ができる項目が表示されますので、日帰り・宿泊(出張期間)の条件を設定します。
      手当設定詳細解説⑭.PNG

    【条件2】
     次に、条件項目に出張期間を選択し、「判定方法」と「条件項目の値」を設定します。
     本例では、「日帰り」か「宿泊」かについて、条件項目「出張期間・日数(土・日・祝日を含む)」が「1日」か「2日以上」かで判断します。

     手当計算詳細解説⑮.PNG

 STEP3:手当金額の計算式を設定

   条件により金額が変更となる場合の計算式を設定します
   ここでは、例としてSTEP2で【文書化】①の計算式を設定します。
   手順1~4で入力した条件に合致した場合に、支給する手当(日当)の金額計算式を設定します。
   今回の例(文書化①)では、日帰り(出張期間1日)の手当は2000円となるため、以下のように計算式を入力します。

   (1)「+手当項目を追加する」ボタンから「出張期間・日数(土・日・祝日を含む)」を選択します。
   (2) 「数式」の「*」を選択します。
   (3) 日帰り手当金額の「2000」を入力し、「数値を追加」をクリックします。
     ※数値を追加をクリックすることで、計算式(赤枠)に数値が反映されます
   (4) 計算式入力後、「確定」ボタンをクリックします。
   手当計算詳細解説⑯.PNG

   ここまでの設定でSTEP2で【文書化】した①の設定が完了となります。
   同様の方法で【文書化】②~⑥について条件項目、計算式の設定を実施します。
   他の条件分岐(文書化②~⑥)を追加する場合には、計算式入力後に表示される「+条件分岐を追加」を実行します。
   手当計算詳細解説⑰.PNG

   また、各条件、計算式入力後、画面下部に「上記のいずれにも一致しない場合」の設定項目があります。
   ここには、設定した条件のいずれにも一致しないパターンが発生した場合の計算式を入力します。
   今回の例では、いずれにも一致しない場合には日当無しとし、0円を設定します。
   ※必要に応じて社内規定に沿った金額設定の実施をお願いします。
   手当計算詳細解説⑱.PNG

 STEP4:設定内容の確認
 
  設定した条件・計算式を確認・反映します。
  計算式入力後、画面下部にある「→内容の確認へ」をクリックします。
  手当計算詳細解説⑲.PNG

  STEP1~STEP3で入力した手当基本情報、手当計算式の内容が表示されるので、内容に誤りがないか確認します。
  確認後、画面内の「設定する」ボタンをクリックすることで、手当設定が該当の申請タイプへ反映されます。
  ※修正箇所があった場合には「編集する」ボタンから修正を実施します。
  手当計算詳細解説㉑.PNG
  
  手当計算機能の詳細解説は以上となります。


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