ISGC assist につきまして、 iOS26 の動作検証が完了しましたのでISGC assist iOS v1.6.2より対応を開始いたします。以下の事象について制限事項とさせていただきます。
【制限事項1】
1-1.事象
iOS26にてOS側の仕様に起因して以下の事象が発生します。
・iOSアップデートの初期設定画面でフリーズする
1-2.影響
フリーズが発生した場合は再起動を行っても解消しない為、Mac端末に接続してグローバルHTTPおよびアプリ構成プロファイルのアンインストールが必要です。
1-3.原因
iOSアップデート後の初期設定画面でホスト「gsa.apple.com」に対して通信を行っていますが
通信時にサーバ証明書が信頼できない証明書として判定されエラーが発生するためです。
1-4.対応
ローカルPAC利用環境の場合は、PACファイルの除外対象にgsa.apple.comを登録してください。
クラウドPACの利用環境の場合は、システム側でgsa.apple.comを除外設定として登録済みのためお客様側での対応は不要です。
ローカルPAC利用環境を利用しているかどうか判断する方法:
端末に配布しているグローバルHTTPプロキシ構成プロファイルに記述されている「ProxyPACURL」の値によってローカルPACとクラウドPAC利用のどちらであるかが分かれます。
こちらについては、MDM側で配布対象のグローバルHTTPプロキシ構成プロファイルをご確認いただくか、
実際に端末側でグローバルHTTPプロキシ構成プロファイルの設定状況を確認いただく必要がございます。
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[ローカルPACの場合]
http://127.0.0.1:8080/proxy.pac
[クラウドPACの場合]
ISGC管理画面の[共通アクセス管理] > [クラウドPAC配信(assist iOS)]の「ダウンロードURL」
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【制限事項2】
2-1.事象
iOS26の新機能、共有から「着信音として使用」を押下した場合にモーダル画面が表示されたまま復帰不可となります。
※モーダル画面とは、アプリケーション画面の上に重ねて表示される小さなウィンドウでユーザーの操作を一時的に制限するものです。
2-2.影響
ISGC assit iOSアプリ内においてアプリログやサポートデータの共有時に「着信音として使用」を押下した場合にモーダル画面が表示されたまま復帰不可となります。
2-3.原因
「共有」機能のモーダル画面はiOS側の動作に依存するため、ISGC側では修正を行うことができません。
2-4.対応
iPadの場合はタスクキルにて復帰可能です。iPhoneは×(閉じる)ボタンを2回押下することで復帰できます。