よくあるご質問
2025/11/17[FS] MetaDefender Coreサポート終了バージョン利用時に無害化処理が失敗する
1. 事象:
DeepCDR(無害化モジュール)のバージョンアップ失敗に伴い、無害化処理が失敗する
2. 発生条件:
以下の環境で発生します。
・FileSanitizer(MetaDefender Core)のサポート終了バージョン(v5.9.0未満)
・DeepCDR 7.6.2-246883. 詳細:
2025年11月12日前後に公開されたOPSWAT社MetaDefender CoreのDeepCDRの最新バージョンリリースに伴い、
MetaDefender Coreサポート終了バージョンご利用の際に不具合が発生する事象が報告されております。
この問題はMetaDefender Coreのサポート終了バージョンとDeepCDR 7.6.2 の互換性問題に起因していることが判明しております。
類似事象が全てこのケースに当てはまらない場合もございますので、その際はお手数ではございますが弊社窓口までお問合せください。
4. 回避方法(暫定対応):
4-1. 事象が発生していない場合
モジュールの自動更新が有効になっている環境につきましては、手動(Manual)へ変更してください。
1)MetaDefender Coreの管理コンソールにログインし Settings > Module Update に移動する。
2)Update sourceを「Manual」に変更する。

自動更新行っていない環境 / インターネットに接続していない環境については、モジュールの更新をお控えください。
4-2. 事象が発生している場合
DeepCDRの更新が適用されてしまった場合は下記リンクよりモジュールと手順をダウンロードいただき、
格納されている「DeepCDRのダウングレード方法.pdf」に沿ってDeepCDRのダウングレードを行い暫定回避してください。
ダウングレード対象はDeepCDRのモジュールのみとなり、マルチスキャン等の他モジュールには影響いたしません。
DeepCDRダウングレードモジュール
5. 回避方法(恒久対応):
MetaDefender Coreの最新版へのバージョンアップをご検討ください。
最新版のプログラムは以下よりダウンロードの上、適用してください。
https://alsifaq.dga.jp/faq_detail.html?id=5760
※ログインが必要です。登録がお済みでない場合は以下より登録いただくか、
サポート(support@alsi.co.jp)までお問合せください。
https://www.alsi.co.jp/contact-us/security/supid/
MetaDefender Coreのバージョンアップ作業中は、連携製品により
一部ご利用できない機能がございます。
以下ご確認の上、バージョンアップをお願いいたします。
[ ILP製品と連携している場合 (WorkFlow / FileTransporter ) ]
無害化連携を行っている環境では、バージョンアップ作業中は
ファイル持出し / ファイル書出しが全て却下される動作となります。
そのため、稼働時間を避けてバージョンアップを実施いただくか、
バージョンアップ後に再申請していただく等のご検討をお願いいたします。
バージョンアップの際はリストアイメージのバックアップ、不測の事態に備えた再インストール手順、
ライセンスのアクティベーション方法の確認等、事前にご確認の上、バージョンアップをお願いいたします。
(参考情報)
[FS] FileSanitizerのインストール/ライセンス認証/アップデート手順について
https://alsifaq.dga.jp/faq_detail.html?id=5788
[FS] FileSanitizerのOS情報を変更する際のライセンスの無効化について
https://alsifaq.dga.jp/faq_detail.html?id=5766
上記内容について不明点がございましたら、以下までお問い合わせください。
メール:support@alsi.co.jp
TEL 050-3183-0737 (10:00-12:00、13:00-17:00)