1.問題事象
作成した自己復号型暗号化ファイルが、パスワードなしで開けてしまう場合がございます。
事象の対象となるケースは下記のとおりです。
■事象の対象となるケース
<記号について>
○ : 問題なし × : 該当する可能性あり - : 想定外ケース | 自己復号型暗号化ファイルを開く InterSafe Clientのバージョン | |||
Ver4.3以前 | Ver4.4-5.1 | Ver6.0以降 | ||
自己復号型暗号化ファイル のバージョン | Ver4.3以前で生成 | ◯ | ✖ | ✖ |
Ver4.4-5.1で生成 | - | ◯ | ✖ | |
Ver6.0以降で生成 | - | - | ◯ |
2.原因
生成された自己復号型暗号化ファイルのヘッダー情報と
InterSafe Clientが共有メモリーに展開するヘッダー情報にズレが生じたことで、
v4.4以降で実装された「InterSafe Client導入環境での復号時パスワード認証」[不要] の機能が
誤動作してしまうため。
3.対応について
自己復号型暗号化ファイルに組み込まれたプログラムが参照する共有メモリの名称を
InterSafe Client側で変更することで、InterSafe Clientが導入されていないPCと
同じ動作をさせ、パスワード入力を必須にします。
大変恐れ入りますが改修後のプログラム(Ver7.01.04)へのアップデートをお願いいたします。
※ アップデートプログラム配布サイトはログインが必要です
なお、v4.4以降で実装された「InterSafe
Client導入環境での復号時パスワード認証:
[不要]」 の機能をご利用のお客様につきましては、既に作成された自己復号型暗号化
ファイルヘッダーを変更が必要となります。大変お手数ですが変換ツールをご利用の
場合はご連絡ください