InterSafeは以下の設定をすることで、Apache/Tomcat とPostgreSQLを別マシンでご利用いただくことができます。
※ 基本的なインストール、設定方法は、付属のインストールマニュアルをご参照ください。
※ Apache/Tomcat導入マシンを「Server-A」としPostgreSQL導入マシンを「Server-B」とします。
※ パスはバージョン、インストールフォルダによって異なります。
1.Tomcat 、PostgreSQLをインストールします。
インストールメディア/ダウンロードフォルダのAutorunフォルダ内
Autorun.exeを使用し、それぞれ以下のメニューをインストールしてださい。
・Tomcat → Server-AでAutorun.exe の JDKのインストール ~ ILPサーバーアプリケーションの有効化
・PostgreSQL → Server-BでAutorun.exe の データベースコンポーネントの導入、ILP Databaseの作成
※v7.5以降に別マシンで、 インストール / アップデート される場合
アプリケーションサーバーでの「ILPサーバーの有効化」を実施後に、
「InterSafe ILP Web 申請ファイルの格納先を設定する必要があります。」
と表示されますので、必ず設定をお願い致します。
2.Tomcat 、PostgreSQL導入サーバのファイアーウォールを設定(ポート解放)します。
環境に合わせて設定をお願いいたします。
デフォルトで使用しているポートは以下の通りです。
・Tomcat → Server-Aの8005,8080,8443,8009
・PostgreSQL → Server-Bの5432
3.以下の設定ファイルを変更します。
■ Server-Aの
C:\Program Files\Apache Software Foundation\Tomcat X.X\conf\Catalina\localhost
・ISManager.xml
・ISServer.xml
・ISUpdateServer.xml
・ISILPWeb.xml (v7.01以前はISWorkflow.xml)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
url="jdbc:postgresql://<Server-B>:5432/ISDB"
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
※ISServer.xml は2箇所編集が必要です。ご注意ください。
■ Server-Aの
C:\Program Files\Apache Software Foundation\Tomcat X.X\webapps
・ISManager
・ISServer
・ISUpdateServer
・ISILPWeb.xml (v7.01以前はISWorkflow.xml)
のMETA-INF/context.xml
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
url="jdbc:postgresql://<Server-B>:5432/ISDB"
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
※ISServer.xml は2箇所編集が必要です。ご注意ください。
■Server-Bの
C:\Program Files\PostgreSQL\XX\data\pg_hba.conf
# IPv4 local connections:に以下の情報を追加する
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
host all all <Server-A> md5
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4.PostgreSQL、Tomcat、Apacheの順でサービスを開始します。
(注意)
・NW影響をなくすため、アップデート時はPostgreSQL導入サーバーで
DBマイグレーションを実施いただくようお願いいたします。
※マイグレーションツールはJavaで動作しております。AutorunよりJDKのインストールをお願いいたします。
・ログメンテナンスツールはTomcat導入サーバーでご利用ください。
・お問い合わせの際は、必ずApache/Tomcat とPostgreSQLを別マシンである旨お知らせください。