InterSafe ILPサーバー、FP自動暗号化フォルダーを移行される場合、
以下手順にてご対応ください。
■InterSafe ILPサーバーの移行手順
1. 同じバージョンのまま、新サーバーへ移行する場合
1-1. 現行サーバーにてDB、アップロードファイルのバックアップを取得します。
[ILP共通]データのバックアップ/リストア手順
※「1.データベースのバックアップ手順」に従い、バックアップを取得してください。
1-2. 新サーバーに現行バージョンと同じILPServerを新規インストールします。
手順は、各バージョンのインストールマニュアルをご参照ください。
※プログラムをインストールし、ISManagerの画面が表示されるところまで実施してください。
ライセンス入力やサーバー設定などの初期設定は必要ありません。
1-3. 新サーバーに、手順1-1で取得したバックアップをリストアします。
[ILP共通]データのバックアップ/リストア手順
※「2.データベースのリストア手順」に従い、データをリストアしてください。
2. 新サーバーへ移行すると同時に、新バージョンへアップデートする場合
2-1. 現行サーバーにてDB、アップロードファイルのバックアップを取得します。
[ILP共通]データのバックアップ/リストア手順
※「1.データベースのバックアップ手順」に従い、バックアップを取得してください。
2-2. 新サーバーに新バージョンのILPServerを新規インストールします。
手順は、各バージョンのインストールマニュアルをご参照ください。
2-3. 新サーバーへ手順2-1で取得したバックアップをリストアしマイグレーションします。
新バージョン付属のアップデートマニュアル(Vx.xx_Update_Manual.pdf)「2-8.データベースマイグレーション」
に従いDBのリストアと、マイグレーションを行います。
2-4. 新サーバーで新バージョンの起動。
新バージョン付属のアップデートマニュアル(Vx.xx_Update_Manual.pdf)「2-9.Tomcatサービス、Apacheサービスの開始」
に従いServer起動後、ISManagerの画面が表示されログインができれば完了です。
3.その他注意事項
・ユーザー連携やログメンテナンス等のツール類、その他ISオプション製品をご利用の場合は 新サーバーにインストール後、必要に応じて、現行サーバーよりデータやログを移行してください。 ※ AD(Active Directory)連携を利用されている場合は、以下の対応をお願いいたします。 3-1. 新サーバーにユーザー連携ツールをインストール 手順はユーザー連携操作マニュアルをご参照ください。 3-2. 現行サーバーからCsvImportフォルダをコピー デフォルト C:\Program Files(x86)\ALSI \Tools\CsvImport 3-3. 新サーバーのCsvImportフォルダを、手順2でコピーしたフォルダに置き換える デフォルト C:\Program Files(x86)\ALSI \Tools\CsvImport 必ず、CsvImportフォルダを置き換えてから、ユーザー連携を実行してください。 ・サーバーの移行時にIPアドレスを変更される場合は、以下のFAQを参考に、設定を変更してください。 [ILP共通] ILPサーバ / ADサーバのIPアドレス / ドメイン を変更する場合の対応について ※「1.ILPサーバの IPアドレス / ドメイン を変更する場合」をご参照ください。 ・DBのバックアップは、Apache、Tomcatのサービスを停止して実施してください。 作業中は、新サーバーが稼働するまでの間、クライアントはサーバーに 接続できない状態となります。オフラインログインの設定をお願いいたします。
■FP自動暗号化フォルダーの移行手順1.手順
1-1. 移行元サーバーのISFPAutoCrypt サービスを停止します。 1-2. FP自動暗号化フォルダーの設定ファイル(FPAutoCrypt.xml・PolicySetting.cfg)、ログをバックアップします。 1-3. 移行先サーバーにFP自動暗号化フォルダープログラム一式を配置します。 1-4. 手順1-2で取得した設定ファイル・ログを移行先サーバーに上書きします。 必要に応じて、暗号化する対象フォルダーなどの設定を変更してください。 1-5. 移行先サーバーにISFPAutoCrypt サービスをインストールします。 インストール手順は「自動暗号化フォルダー利用マニュアル」をご参照ください。 1-6. ISFPAutoCrypt サービスを起動します。2.その他注意事項
・FP暗号化ファイルは互換性があり、そのまま利用可能です。復号化する必要はありません。・FP暗号化ファイル移行時は、FP自動暗号化フォルダのサービスを停止するようお願いいたします。 サービスを停止しない場合、ファイルコピーなどに影響が発生する可能性があります。