各サーバのIPアドレス / ドメイン を変更する場合は、下記に従って各種設定を変更いただくようお願いします。
1.ILPサーバの IPアドレス / ドメイン を変更する場合
1-1.InterSafe Server 導入OSのIPアドレス を変更する場合
[設定を変更する箇所]
■InterSafe Manager
環境設定 > システム設定 > サーバー接続設定より、以下の項目に記載された IPアドレス を変更します。
変更後、サーバーのサービス情報が「稼働中」であるかを確認してください。
・InterSafe Server 接続先ホスト名または、IPアドレス
・InterSafe Manager 接続先ホスト名または、IPアドレス
・InterSafe ILP Web 接続先ホスト名または、IPアドレス
・InterSafe UpdateServer 接続先ホスト名または、IPアドレス
※注意事項※
・v7.50以降のInterSafe Clientでは、InterSafe Managerの 環境設定 > サーバー設定 > サーバー接続設定 で
指定されている「接続先ホスト名またはIPアドレス」が、InterSafe Client側のサーバー接続設定として適用(上書き)されます。
例)InterSafe Managerのサーバー接続設定 : ホスト名(FQDN)
InterSafe Clientのサーバー接続設定 : IPアドレス
⇒ログイン後、InterSafe Clientのサーバー接続設定が IPアドレス から、ホスト名(FQDN)に変更されます。
■InterSafe Client
<既存環境>
ご利用のバージョンにより、変更方法が異なります。
< v7.5未満 >
・タスクトレイアイコンを右クリック > サーバー接続設定 にて、IPアドレス を変更しOSを再起動する方法
※一括で変更する方法はなく、クライアント端末ごとに設定が必要です。
< v7.5以降 >
・v7.5未満と同様に、タスクトレイアイコンを右クリック > サーバー接続設定 にて、IPアドレス を変更しOSを再起動する方法
・InterSafe Serverの冗長化機能を使用し、サーバー接続先を一括で変更する方法
v7.5以降のInterSafe Clientはサーバーリストの優先度が高い順(上から順)に、サーバーへの接続を試行します。
変更予定のIPアドレスをサーバーリストに追加することで、変更前のIPアドレスに接続できない場合は、
変更予定のIPアドレスに接続を切り替えることが可能です。
▼設定箇所
InterSafe Managerの 環境設定 > サーバー設定 > サーバー接続設定より、
変更予定のIPアドレスを指定した設定をサーバーリストに追加します。
※設定方法の詳細は、以下マニュアルをご参照ください。
InterSafe Manager 操作マニュアル「2-7-2-1.サーバー接続設定」
※注意事項※
・変更後のポリシーがInterSafe Client側に反映されていない状態で、
InterSafe Server側のIPアドレスを切り替えると、InterSafe Clientはサーバー接続不可の状態となります。
<新規環境 >
新規にInterSafe Clientをインストールする場合、設定ファイル(ServerSetting.cfg)のサーバーの接続先に
新規サーバのホスト名/IPアドレスを入力し作成してください。
※設定ファイル(ServerSetting.cfg)の作成手順はインストールマニュアル「5-2.ServerSetting.cfgファイルの作成」をご参照ください。
1-2.ADサーバー導入OSの IPアドレス / ドメイン を変更する場合
[設定を変更する箇所]
■InterSafe Manager
・ポリシー > 基本設定 > ログイン > シングルサインオン > ドメイン認証 に記載のドメインを変更します。
■AD/ユーザー連携ツール
・AD/ユーザー連携 環境設定 > AD連携 > ADサーバー設定 > ホスト名 に記載のIPアドレスを変更します。
・AD/ユーザー連携 環境設定 > AD連携 > ADサーバー設定 > ドメイン に記載のドメインを変更します。
2.その他参考情報
・InterSafe Serverの移行に伴い、InterSafe Clientのサーバー接続先を一括変更したい場合
InterSafe Serverの移行に伴い、InterSafe Clientを新規サーバーに接続させたい場合、
InterSafe Serverの冗長化機能を使用することで、サーバー接続先を一括で変更することが可能です。
▼前提条件
※v7.5以降のInterSafe Server / InterSafe Clientが対象です。
v7.5未満の場合は一括で変更する方法はなく、クライアント端末ごとに設定が必要です。
※前提として現行/新規サーバーの接続DBが同じものを使うか、同期している必要があります。
▼変更方法
2-1.環境設定 > サーバー設定 > サーバー接続設定 に移行先のサーバー情報を登録します。
※登録した際に移行先サーバーのサービス情報が「稼働中」であるかを確認してください。
2-2.環境設定 > サーバー設定 > サーバー接続設定 から
新規サーバーを選択した状態で「↑」ボタンを押下し、優先順位を上位に変更します。
2-3.InterSafe Clientに変更したポリシーを適用します。
※ポリシーの適用方法につきましては下記FAQをご確認ください。
[ILP]ポリシー取得のタイミングについて
ポリシーが適用されたタイミングで、接続先は切り替わり、
ログは新規環境のサーバーに出力されます。 そのためクライアントOSの再起動は不要です。