「仕訳変換パターン」は、仕訳データ出力時、指定した項目の値を別の値に置き換えて出力する設定です。
ここでは仕訳変換パターンの設定方法についてご説明します。
仕訳変換パターンを利用したときの仕訳データ出力イメージ
2.仕訳変換パターンの設定方法
仕訳変換パターンは、「仕訳変換パターン」画面(以下キャプチャ①)で変換設定をしたのち
「仕訳設定」画面(以下キャプチャ②)で出力項目設定に組込んでいきます。
※仕訳データに出力する項目を設定する前に変換パターンを作成します
[BIZUTTO経費]>[各種設定]>[仕訳設定]内にある、「仕訳変換パターン」「仕訳設定」から設定を実施します。
以下に変換パターン例を用いて設定イメージを記載します。
<変換パターン設定例>
申請者の社員CDが「A0010」のとき、貸方勘定科目を「現金(鈴木)」に変更する
<変換パターン設定例>に沿って、①仕訳変換パターン、②仕訳設定で定義する内容は以下の通りです。
ここからは、<設定例>の内容に沿った「仕訳変換パターン」設定と「仕訳出力項目」設定を
実際の画面を用いて以下の通り説明します。
1)仕訳変換パターン設定
<設定画面>
①「仕訳変換パターンCD」:仕訳変換設定を区別する一意のコードを設定する項目です。
②「仕訳変換パターン名」:仕訳変換設定を区別する一意の名称を設定する項目です。
③「変換パターン」の「+追加」をクリックし詳細条件設定画面へ遷移します。
※変換時に複数条件が必要な場合には「変換条件2」を設定
設定後、「確定」ボタンをクリックします。
変換パターンが作成されたことを確認のうえ「登録」ボタンをクリックします。
※複数の変換パターン設定が必要な場合には「+追加」ボタンにて変換パターンの追加が可能です。
2)仕訳出力項目設定
設定した対象の仕訳変換パターンを仕訳設定に組み込みます。
[BIZUTTO経費]>[各種設定]>[仕訳設定]>[仕訳設定]にて[新規作成]または[編集]から
出力項目設定画面を開きます。
以下の内容を設定後、「確定」をクリックし出力項目への設定が完了します。
仕訳設定内の出力項目で設定する内容
■変換項目名:貸方勘定科目
■変換パターン:(1)-②で設定した変換パターン名を選択
■交換条件とする仕訳データ項目1:変換結果:申請者の社員ID
※「変換できない場合の出力値設定」に「仕訳データの値を使用する」を選択した場合には
「仕訳データ項目」を、「固定値を使用する」を選択した場合は「固定値」が設定します。
(仕訳変換パターンで「変換条件2」も設定した場合は上記画面内の「変換条件とする仕訳データ項目2」の設定を実施)
仕訳変換パターンの設定の説明は以上です。
変換パターンを活用いただき、お客様の運用に合わせた仕訳データの出力設定をお願いいたします。