IPアドレスの変更を安全に行うには、InterSafe WebFilterの再インストールを行う方法
(参考URLをご覧ください)になりますが、お客様の事情等で再インストールが出来ない
場合は、以下の設定ファイルの内容を変更いただくことでも変更可能です。
※設定ファイルを変更いただく際は、事前にファイルのバックアップを取得していただき
ますようお願いいたします。
※以下の手順はプライマリ/レプリカ構成でご利用で、プライマリ/レプリカ双方のIPアドレスを
変更することを前提としております。プライマリサーバのみご利用の場合は、レプリカサーバの
手順は省いていただきますようお願いいたします。
【プライマリサーバでの作業】
1) 事前にInterSafe WebFilterの全サービスを停止してください。
2) 以下の設定箇所を変更します。
■設定箇所(1)
<インストールディレクトリ>
/conf/proxy.inf
[SYSTEM_GLOBAL]
MASTER_ADMIN_HOST=10.10.10.1 <--プライマリサーバの新IPへ変更します
■設定箇所(2)
<インストールディレクトリ>/conf/sys/server_list.dat
<インストールディレクトリ>/conf/sys/server_list.dat.tmp
0,デフォルトサーバ,10.10.10.1,(日付),0 <--プライマリサーバの新IPへ変更します
1,レプリカサーバ,10.10.10.2,(日付),0 <--レプリカサーバの新IPへ変更します
※Squid版の場合、上記に加え設定箇所(3)も変更します。
■設定箇所(3)
<インストールディレクトリ>/conf/proxy.inf
[CONTROL_CFG]
SERVER=10.10.10.1 <--プライマリサーバの新IPへ変更します
BLOCK_FILE_SERVER=10.10.10.1 <--プライマリサーバの新IPへ変更します
※コントローラとリダイレクタを別立てで構築している場合、
リダイレクタ側のProxy.infを編集してください。 編集後はSquidの再起動を行なってください。3) 変更後、InterSafe WebFilterの全サービスを起動してください。
レプリカサーバのIPアドレスも変更する場合は、次項のレプリカサーバでの作業を実施後、
プライマリサーバのサービスを起動してください。
【レプリカサーバでの作業】
1) 事前にInterSafe WebFilterの全サービスを停止してください。
2) 以下の設定箇所を変更します。
■設定箇所(1)
<インストールディレクトリ>/conf/proxy.inf
[SYSTEM_GLOBAL]
MASTER_ADMIN_HOST=10.10.10.1 <--プライマリサーバの新IPへ変更します
■設定箇所(2)
<インストールディレクトリ>
/conf/sys/slave.status
host=10.10.121.2 <--レプリカサーバの新IPへ変更します
master-host=10.10.10.1 <--プライマリサーバの新IPへ変更します
※Squid版でコントローラとリダイレクタを別立てで構築している場合、
コントローラ側のslave.statusを編集してください。
また上記に加え、下記の設定箇所(3)も変更します。
■設定箇所(3)
<インストールディレクトリ>/conf/proxy.inf
[CONTROL_CFG]
SERVER=10.10.10.2 <--コントローラの新IPへ変更します
BLOCK_FILE_SERVER=10.10.10.2 <--コントローラの新IPへ変更します
3) 変更後、InterSafe WebFilterサービスを起動してください。
※プライマリ/レプリカという名称は、Ver9.1SP2以前の製品ではマスタ/スレーブという名称です