通信パケットの取得方法にはOSごとに以下のようになります。
●InterSafe WebFilter Windows版、InterSafe CATSをご利用の場合、およびクライアントPC
Windows OS 上でパケットを取得するためにWiresharkというツールを利用します。
以下のURLからWiresharkのダウンロードを行います。
https://www.wireshark.org
【注意】
InterSafe CATSをご利用の場合、Ver.3.2.3以降をご利用ください。
※InterSafe CATSを導入端末へWireSharkをインストール後にWeb通信ができなくなった場合は、
WireSharkをアンインストールしてください。
【手順】
1.https://www.wireshark.org にアクセスし、Downloadのリンクをクリックします。
ダウンロードしたインストーラをクリックしてwiresharkをインストールします。
2.インストール完了後、デスクトップにあるwiresharkのショートカットを起動します。
起動後、ツールバーの Capture > Interfaces を選択します。
3.「Packets」の数字が増加している「Device」にチェックをつけ「start」ボタンをクリックします。
キャプチャが開始されますので、再現操作
※を行います。
4.操作が終わったら、ツールバーの Capture > stop を選択して、パケットキャプチャを終了します。
5.ツールバーのFile > Save を選択すると保存画面が表示されますので、任意のファイル名をつけて、拡張子「.cap」で保存します。
●InterSafe WebFilter Linux版をご利用の場合
tcpdumpコマンドを実行後、再現操作
※を行います。
コマンド例)
tcpdump -x -s 3000 -i any -w <ファイル名>
●InterSafe WebFilter Solaris版をご利用の場合
snoopコマンドを実行後、再現操作
※を行います。
コマンド例)
snoop -o <ファイル名>
●操作
パケットキャプチャの取得の際は、以下のように操作履歴を記録いただき、 ファイルを
ご提供いただく際に併せてお知らせください。
■操作履歴(例)
12時00分00秒 -> x.x.x.xのPCで、http://*.*.comへアクセス
※「x.x.x.x」はクライアントIPとなります。
12時00分15秒 -> サイトへログイン
12時01分35秒 -> 現象発生
※注意 正確な解析を行うために、必ず、操作履歴を秒数まで詳細に記録してください。
履歴が詳細でない場合、パケットキャプチャを正確に解析できない 可能性がござい
ますのでご注意ください。 また、各操作の判別を正確に行うため、10秒以上間隔を
あけて操作を 行ってください。
●InterSafe WebFilter(ISWF)でのパケットキャプチャ取得について
正常時と異常時、ISWFサーバ上、クライアントPC上の 各パケットキャプチャを比較
することで、より詳細な 解析が可能となります。
可能な場合には、以下の4パターンのパケットキャプチャ取得をお願いします。
■「異常時」(現象発生時)
【1】ISWFサーバ
【2】クライアント端末
■「正常時」
【3】ISWFサーバ (ISWFを経由しない場合は不要です)
【4】クライアント端末
※上記以外にも上位・下位プロキシ、ファイアウォールの有無など、異常時・正常時の
再現パターンが多数ある場合は、パターン毎の取得をお願いします。