SolarisまたはLinux環境にて、インストールディレクトリにシンボリックリンクを
指定し、InterSafe WebFilter(以下ISWF)をインストールすると、以下の事象が発生
いたします。インストールの際は、インストールディレクトリにシンボリックリンク
を指定しないでください。
インストールディレクトリにシンボリックリンクを指定し、ISWFのインストールを
行うと、インストールディレクトリ内の設定ファイルのオーナーがインストール
実行ユーザ(root)となるため、権限が不足し管理サービスの起動に失敗します。
具体的には、以下のような手順です。
(1)/opt/intersafe -> /export/home/intersafe のシンボリックリンクを作成する。
(2)rootユーザで、インストールディレクトリに /opt/intersafeを指定しインストールする。
※実際には、/export/home/intersafe にインストールされます。
(3)インストールディレクトリ内の設定ファイルのオーナーが、インストールを実行した
root ユーザとなり、管理サービスの起動に失敗する。
※通常は、インストール時に指定する(root以外の)ISWF実行ユーザが、インストール
ディレクトリ内の設定ファイルのオーナーになります。
また、ISWFはインストールディレクトリにシンボリックリンクを指定した場合での
インストール・動作を想定していないため、管理サービス起動不可の以外にも
予期しない問題が発生する恐れがございます。