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ID:4353
作成日: 2014/05/23
ディスク領域の解放について
ディスク領域不足により、ログの取り込みに失敗した場合
もしくは、ログ取り込みによりディスクフルとなってしまった場合には
・管理画面にログインができない
・ログの取り込みが実施されない
・ログデータの手動削除ができない
など、LogDirectorが正常に動作しなくなる可能性があります。
本現象が発生した場合、以下の手順を実施し、ディスク領域の
開放を行ってください。

下記の方法でもLogDirectorが正常に動作しない、内容がよく分からない場合は
LogDirectorのアンインストール、再インストールを行ってください。
LogDirectorのアンインストールにより、使用していたディスク領域は全て解放されます。
その後、LogDirectorを再インストールすると、LogDirectorは正常に動作するようになり、
ログの取り込みも出来るようになります。

※下記の方法はPostgreSQLのコマンド操作となりますので、サポート外となります。
 Linux、PostgreSQLの知識に精通した方以外は、実施しないでください。
※PostgreSQLのコマンド操作を行うことにより、CPUが高負荷状態となります。
※LogDirectorのデータベースのサイズやサーバの処理能力によっては、操作完了まで長時間を
 要することがあります。半日以上要する場合もあります。

【VACUUMFULLによるディスク領域の解放】

  • ●VACUUMFULLの実行方法
  •  コマンド操作例)
  •  <LogDirectorインストールディレクトリ>/db/bin/vacuumdb -f -U postgres -z -d isld
  •  パスワード入力を求められますので、パスワードを入力し、[Enter]を押下します。
     ※postgresのパスワードはお問い合わせください。
     ※ディスク容量不足の場合、コマンド操作が失敗する場合があります。
     その場合は不要なファイルを削除して、空き容量を確保してからコマンド操作を
     行ってください。

【TRUNCATEによるディスク領域の解放】

  TRUNCATEで、テーブル(月単位)内のデータを削除することによりディスク領域が解放されます。
  • ●TRUNCATEの実行方法
  •  予め、管理画面の[データ管理]-[手動削除メニューへ]にて、削除対象とする月のログデータを全て削除します。
     削除後、TRUNCATEを実行します。
     コマンド操作例)
  •  <LogDirectorインストールディレクトリ>/db/bin/psql -U postgres -d isld -c "TRUNCATE TABLE logtable_*_YYYY_MM;"
  •  パスワード入力を求められますので、パスワードを入力し、[Enter]を押下します。
  •  コマンド末尾の「logtable_*_YYYY_MM」の部分は、TRUNCATEの対象のテーブル名です。

     *:ユニット番号
     YYYY:年
     MM:月

     ユニット番号は、LDインストール後、ユニットを作成した回数になります。
     ユニット作成、ユニットの削除、作成を繰り返した場合、作成した分だけ、数字が増えます。1回目であれば「1」です。

     例えば、ユニット作成は1回目で、2013年1月のデータを削除したい場合は、以下のコマンドになります。
  •  コマンド操作例)
  •  <LogDirectorインストールディレクトリ>/db/bin/psql -U postgres -d isld -c "TRUNCATE TABLE logtable_1_2013_01;"
  •  パスワード入力を求められますので、パスワードを入力し、[Enter]を押下します。
  •  実行後、空き領域が増加しているか確認します。
  • ●ユニットを作成した回数を確認する方法
     1)PostgreSQLにログインします。
     コマンド操作例)
  •  <LogDirectorインストールディレクトリ>/db/bin/psql -U postgres -d isld -c "\d"
  •  パスワード入力を求められますので、パスワードを入力し、[Enter]を押下します。

     2)表示された結果から、「logtable_*_YYYY_MM」のテーブル名を確認します。
      表示結果の例)
  •  public | logtable_2_2013_07     | table  | lduser
  •   その内、ユニット番号(*)が一番大きいものが、現在のユニット番号に
      なりますので、TRUNCATEのテーブル名のユニット番号に指定します。
対象バージョン
All
対象ビルド
 
一般情報
この内容は参考になりましたか?
ご回答いただきまして、ありがとうございます。
今後の参考にさせていただきます。
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