RHEL7.2のsystemdのバグが原因で、OS再起動に伴うInterSafeWebFilterの
リンクである場合、サービスの起動に失敗するという問題について書かれ
ています。
RHEL7よりサービスの起動はSystemdというものを利用するようになって
いるのですが、従来のinit.d経由で起動する方法も互換で動作するよう
サポートされています。
シンボリックもsystemdで起動できるようになる、といったことが書かれて
います。
*Previously, systemd ignored symbolic links in the /etc/rc.d/init.d/
directory. As a consequence, init scripts with symbolic links included
in /etc/rc.d/init.d/ could not be started using systemd. With this
update, systemd follows symbolic links included in /etc/rc.d/init.d/ to
init scripts.
Note that the real location of the init script must be on the partition
that is mounted in the initial ramdisk (initrd).(BZ#1288005)
なお、InterSafe WebFilterではひとつのインストーラで複数のRHELバー
ジョンを対応するため、現在の自動起動方法(SysVinit)を採用しております。
RHEL7系でSysVinitのサポートが終了するまでは、現在の起動方法を採用
いたします。
※InterSafe LogDirectorも同様の事象が発生します。
LogDirectorでの対処は下記の(1)のみが有効です。
※InterSafe WebFilterでは、以下(1)、(2)のいずれかの方法にて対処が可能です。
恒久対策は(2)となります。
■対処方法
(1)crontabへの記述
[InterSafe WebFilter]
crontabに以下内容を記述することで、OS起動時にInterSafe WebFilterが
自動起動することを確認しております。
【crontabの内容】
@reboot /usr/local/intersafe/bin/amsmain start
[InterSafe LogDirector]
crontabに以下内容を記述することで、OS起動時にInterSafe LogDirectorが
自動起動することを確認しております。
【crontabの内容】
@reboot /usr/local/logdirector/bin/automatic_startup.sh
(2)バグフィックスの適用
前述のサイトよりバグフィックスを入手、対象サーバに適用します。
アップデート後は、OS再起動に伴いInterSafe WebFilterのサービスも
自動起動します。
※OSインストール時のソフトウェアの選択にて「サーバ(GUI使用)」を
選択した場合、自動起動の問題が解消されることを確認しております。
OSインストール時のソフトウェアの選択にて「インフラストラクチャ
サーバ」を選択した場合、自動起動の問題が解消しないことを確認
しております。
この場合は(1)の方法もしくは、OSインストール時のソフトウェアの
選択にて「サーバ(GUI使用)」を選択してください。