HTTPSデコード機能が有効な環境でHTTPSサイトにアクセスした際に、
ブラウザに以下のようなエラーが表示され、閲覧を続行できないケースがあります。
【ブラウザの表示例】※Chrome
<想定される原因と回避策>
原因その1・InterSafe WebFilterのサーバ証明書がブラウザにインストールされていない
HTTPSデコード(解析機能)を使用している場合、InterSafe WebFilterの
サーバ証明書がブラウザにインストールされていないと証明書に関する警告や
エラーが発生し閲覧が続行できないことがあります。
回避策・サーバ証明書をブラウザにインポートする
InterSafe WebFilterのサーバ証明書をブラウザにインストールすることで、
証明書の警告やエラーを回避できる可能性があります。
Internet Explorer、Firefox の各ブラウザへの証明書インポート手順は、
管理者マニュアルの巻末にあります付録 [証明書のインストール]をご参照
ください。
※Chrome および Microsoft Edgeでは、Internet Explorer の証明書を参照します。
ご利用の場合は、Internet Explorer に証明書をインポートしてください。
原因その2・InterSafe WebFilterのサーバ証明書の署名アルゴリズムにSHA-1が使用されている
Ver8.5SP1 Build0881までは、HTTPSデコード時に使用するサーバ証明書の
署名アルゴリズムにSHA-1が採用されています。ブラウザの仕様によっては
SHA-1を使用しているサイトにアクセスすると証明書の警告やエラーが表示
されます。
警告やエラーが表示された後の挙動は、ブラウザによって閲覧が続行できる
ケースと続行できないケースに分かれます。
回避策・InterSafe WebFilterのサーバ証明書の署名アルゴリズムをSHA-2に変更する
サーバ証明書の署名アルゴリズムを、SHA-1より暗号強度の高いSHA-2に
変更することで、証明書の警告やエラーを回避できる可能性があります。
認証局証明書の変更については、以下FAQをご参照ください。
No.4964「ブラウザのアドレスバーに警告が表示されます」