InterSafe WebFilterのユーザは、以下の2種類で登録・管理ができます。
・IPアドレス
・アカウント
アカウント認証有効時にアクセスレポートのユーザ名にIPアドレスが
表示される場合、以下の可能性が考えられます。
[1].IPアドレス認証が行われたユーザ
WebFilterでは、ユーザ認証を有効にした場合、必ずIPアドレス認証が
有効になります。ユーザ認証はアカウントよりIPアドレスが優先されるため、
ユーザ登録しているIPアドレスの端末からリクエストがあった場合は、
IPアドレス認証が行われます。
[2].認証処理から除外されたユーザ
LDAP連携を行った認証(NTLM認証,BASIC認証)を使用している環境では、
リクエスト別認証設定により、登録内容に一致したリクエストを認証処理から
除外することができます。
認証処理から除外されたリクエストは、ルートグループに設定している
フィルタリングルールが適用され、アクセスログへは以下のように出力されます。
(InterSafe_http.log出力例)
YYYYMMDD 時間 HTTPS [送信元IPアドレス] - - Mozilla/5.0 (Windows NT 6.1; Trident/7.0; rv:11.0) like Gecko Allowed - 200 www.google.co.jp 124 0 67118 - text/html データベースマッチ プロバイダ・ポータル・ホスティング\検索 - - - https://www.google.co.jp/?gws_rd=ssl HTTP/1.1 GET -
リクエスト別認証設定の登録内容については、InterSafe WebFilter設定ファイルの
以下項目をご確認ください。
・対象ファイル
<インストール先>/conf/proxy.inf
・該当項目
[ACCESS_CTRL]
AUTHORIZED_USER_AGENT=
AUTHORIZED_HOST=
※ご利用のInterSafe WebFilterがVer.8.5 SP1(Build0870)以降の場合は、
管理画面の以下項目からもご確認いただけます。
[サーバ管理]-[認証設定]-[リクエスト別認証設定]