BIZUTTO経費の「費用区分」マスタは、申請で使用する勘定科目を負担部門ごとに切り替えるために使用するマスタです。
「費用区分」マスタを「勘定科目」マスタと「負担部門」マスタに紐づけることにより、
申請画面では申請者が選択した負担部門に合った勘定科目(経費用途)のみを表示し、部門に合った勘定科目を選択することができます。
このようなマスタの関連があるため、お客様の運用と「費用区分」マスタの設定がうまく噛み合っていないと、
申請画面で選択したい勘定科目(経費用途)が表示されないということが起こる可能性があります。
*部門毎に勘定科目を切り替える必要がない場合は、費用区分には任意のコード・名称を1つだけ登録してください。
▸費用区分と他マスタとの関連図
※「プロジェクト」マスタの設定は任意です。使用する場合のみ設定します。
上図のように、BIZUTTO経費の「費用区分」マスタは、「勘定科目」マスタと「負担部門」マスタを紐付ける役割を担います。
そのため「費用区分」マスタは、「勘定科目」マスタと「負担部門」マスタを設定に必要な情報となっています。
このページでは費用区分の設定に関連する申請画面での動きや、設定の仕方についてご説明します。
1.申請画面での動きについて
「費用区分」マスタは、申請入力画面で表示される「勘定科目」(「経費用途」)と「負担部門」に大きく関わります。
設定例を用いて申請画面での動きを説明します。
≪設定例≫
以下のような設定をしていると仮定します。
1)「費用区分」マスタ … 『製造原価』と『販売管理費』の2つを登録
2)「負担部門」マスタ … 以下2つを登録
3)「経費用途」マスタ … 以下2つを登録
≪申請画面の動き(経費精算)≫
・「負担部門」に「本社営業部門(費用区分:販売管理費)」を選択した場合は、
「経費用途」の検索画面には「旅費交通費」(費用区分:販売管理費)のみ表示されます。
・「負担部門」に「品質管理部門
(費用区分:製造原価)」部門を選択した場合は、
「経費用途」の検索画面には「携帯電話料金」「WiFi通信料」
(費用区分:製造原価)が表示されます。
このように申請入力画面で表示される「経費用途」は、選択した「負担部門」の費用区分と同じ費用区分と紐づく「経費用途」のみが
表示され選択できるような動きになっています。
上記の通り、「費用区分」マスタは「勘定科目」マスタと「負担部門」マスタを紐付ける役割を担っており
申請入力画面で選択する「経費用途」(「勘定科目」)と「負担部門」に関わってきます。
お客様の運用に合わせて、部門によって選択できる勘定科目を制御したいかどうかにより、「費用区分」マスタの設定をすることをおすすめします。