InterSafe WebFilterのデフォルト設定では、HTTPSリクエストに対して接続先ポート443のみを
許容しており、それ以外のHTTPSリクエストは全て拒否しています。
443以外のポートへ接続を許可する場合は、以下の手順にて設定を変更してください。
*本FAQでは、接続先ポート4443を許可する手順を説明します。■管理画面での設定変更<Ver.8.5 SP1以降の製品>管理画面の以下項目へHTTPS接続を許可するポート番号を追記ください。
○該当項目
[サーバ管理]-[一般設定]-[アクセス制御設定]-[HTTPS接続許可ポート番号]
(記載例)443,
4443 ←カンマ区切りで追加します。
ポート番号の追加後は「保存」ボタンをクリックすることで即時反映されます。
※ご注意ください※ ICAP版 Ver.8.0、Ver.8.5 (Build0860)まではHTTPSの規制サイトにアクセスした場合、
規制理由が表示されません。規制された内容がポート番号規制かどうかはアクセスログより
ご確認ください。
(ICAP版 Ver8.5 SP1 ではHTTPSの規制サイトにアクセスした場合、規制画面へ規制理由としてポート
番号規制が表示されるように改修しております。) 管理画面から入力可能な文字数は半角100文字までです。それ以上になる場合は設定ファイルを
直接編集してください。
■設定ファイルによる変更
設定ファイルの以下項目へHTTPS接続許可ポート番号を追記ください。
○変更するファイル
<InterSafe導入ディレクトリ>/conf/proxy.inf
○変更箇所
[ACCESS_CTRL]
HTTPS_ACCESS_PORT=443
(記載例)
HTTPS_ACCESS_PORT=443
4443 ← 半角スペース区切りで追加します
※設定変更後は、反映のため、フィルタリングサービスの再起動を行ってください。
※Ver8.0以降の製品では、再読み込みコマンドの実行で設定の反映が可能です。
(再読み込みコマンド実行後にフィルタリングサービスの再起動は必要ありません)
実行コマンド: <インストールディレクトリ>/bin/amsdata -reload
■すべてのHTTPSサイトへのアクセスを許可する場合前述の記述を以下のように設定してください。
○管理画面
[HTTPS接続許可ポート番号]
ALL○設定ファイル
[ACCESS_CTRL] HTTPS_ACCESS_PORT=
ALL※ご注意ください※HTTPS_ACCESS_PORT=ALLと設定した場合、すべてのポートでHTTPSアクセスを許可
することになるため、セキュリティが著しく低下いたします。
不正なアクセスを中継することがないよう、事前にInterSafeの待ち受けポートへのアクセスを
ファイアウォールで遮断していることをお勧めいたします。