■原因
InterSafe WebFilter(ISWF)の動作に必要なヒープメモリの容量よりも最大ヒープサイズが
小さく設定されている環境において、ISWFで使用するヒープ領域が確保できない場合に発生します。
■対応策
ISWFは最大ヒープサイズで設定した値のヒープ領域を確保します。
メモリキャッシュの容量がその値を超えても自動で拡張しないため、予め必要なヒープ領域を
確保しておく必要があります。以下の手順で最大ヒープサイズを調整して下さい。
[管理画面からの設定変更手順]
1.ISWFの管理画面にログイン
2.[サーバ管理]-[サーバ設定]にて、プライマリサーバの「選択」ボタンをクリック
[フィルタリングサービス共通設定]-[最大ヒープサイズ]の値を変更します
※設定しているプロセス数 1000に対して、ヒープサイズ 256MBの割合を目安に設定します。
ヒープサイズの目安については
「FAQ No.4762」をご参照ください
3.[更新]ボタンをクリック
4.反映のため、ISWF全サービスの再起動を行います
※プライマリ/レプリカ構成の場合、レプリカサーバでも全サービスの再起動が必要です
管理画面にアクセスできない場合は、以下の手順をご対応ください。
[設定ファイルからの設定変更手順]
1.プライマリサーバの以下設定ファイルをエディタで開きます
保存先:<インストールディレクトリ>/conf/proxy.inf
2.MAX_JVHEAP=の値を変更します
3.反映のため、ISWFの全サービスの再起動を行います
※プライマリ/レプリカ構成の場合、以下の手順でレプリカサーバへ設定を反映させます
4.プライマリサーバで以下のコマンドを実行する
コマンド:<インストールディレクトリ>/bin/amsdata -synchronize
5.レプリカサーバのISWFの全サービス再起動を行います
*プライマリ/レプリカという名称は、Ver9.1 SP2以前の製品ではマスタ/スレーブという名称です