金額や所属などの条件により承認フローに分岐がある場合に、BIZUTTOで条件に設定できる項目とその設定例をご説明します。
なお、BIZUTTOはフローの分岐条件のことを「ルール」と呼びます。
※ワークフロー全体の設定の流れなどについては
「ID:5985 [BZ]ワークフロー設定方法解説~基礎編~」をご覧ください。
ルール対象は以下項目が選択可能です。
〇ルール設定の画面BIZUTTO経費>各種設定>ワークフロー設定>ルール↓
1)ルール名(必須):設定するルールの名称を入力してください。
2)ルール対象(必須):ルールの対象とする項目を選択してください。
3)ルール対象の項目によって自動で表示が切り替わります。
〇各ルール対象の設定方法以下、各項目を使用したルール設定例です。
1)金額「申請金額が10万円以上だったら経理部長承認を通る」という場合の
「申請金額が10万円以上だったら」というルールには、以下を設定してください。
ルール対象:金額
金額(以上):100,000
※金額(未満)は空欄で良いです。
2)勘定科目「交際費の申請だったら経理部長承認を通る」という場合の
「(勘定科目が)交際費だったら」というルールには、以下を設定してください。
ルール対象:勘定科目
条件:交際費
判定方法:含む
3)負担部門/プロジェクト「負担部門/プロジェクトが営業部共通だったら事業部長承認を通る」という場合の
「負担部門/プロジェクトが営業部共通だったら」という
ルールには、以下を設定してください。
※ひとつの条件作成につきルール対象と判定方法は1つしか選択できません。異なるルール対象・判定方法を設定したい場合は新規登録してください。ルール対象:負担部門/プロジェクト
条件:営業部共通
判定方法:含む
<負担部門>
<プロジェクト>
4) 申請者の組織「営業本部社員(指定組織のみ対象)だったら事業部長承認を通る」という場合の
「営業本部社員(指定組織のみ対象)だったら」というルールには、以下を設定してください。
ルール対象:申請者の組織
条件:営業本部
判定方法:含む(指定組織のみ対象)
5) 申請者の拠点「申請者の拠点が東京本社だったら経理部承認を通る」という場合の
「申請者の拠点が東京本社だったら」というルールには、以下を設定してください。
ルール対象:申請者の拠点
条件:東京本社
判定方法:含む
6)申請者の役職「申請者の役職が事業部長or取締役だったら経理部長承認を通る」という場合の
「申請者の役職が事業部長or取締役だったら」というルールには、以下を設定してください。
ルール対象:申請者の役職
条件:事業部長、取締役
判定方法:含む
7)前処理者の組織「前の処理者が企画開発部社員(配下組織も対象)だったら部長承認を通る」という場合の
「前の処理者が企画開発部社員(配下組織も対象)だったら」という
ルールには、以下を設定してください。
ルール対象:前処理者の組織
条件:企画開発部
判定方法:含む(配下組織も対象)
8)前処理者の拠点 「前処理者の拠点が東京本社or大阪営業所だったら経理部承認を通る」という場合の
「前処理者の拠点が東京本社or大阪営業所だったら」という
ルールには、以下を設定してください。
ルール対象:前処理者の拠点
条件:東京本社、大阪営業所
判定方法:含む
9)前処理者の役職「前処理者の役職が社長or事業部長or取締役だったら経理部長承認を通る」という場合の
「前処理者の役職が社長or事業部長or取締役だったら」という
ルールには、以下を設定してください。
ルール対象:申請者の役職
条件:社長、事業部長、取締役
判定方法:含む
10)支払申請チェック 「支払申請チェックが入っていたら経理Aグループ承認を通る」という場合の
「支払申請チェックが入っていたら」というルールを作成するときに活用します。
支払チェックがルール対象のときは、ルール対象以外に設定する条件はありません。
11)勤務地チェック 「申請者の勤務地が東京だったら経理部長承認を通る」という場合の
「勤務地が東京だったら」というルールには、
以下を設定してください。
ルール設定については、マニュアルの「BIZUTTO経費_管理者向け操作マニュアル_ワークフロー設定編」内の
「4.ルール設定」にも記載がありますので、そちらも参考にしてください。