毎日ログの取込を行い、月次レポートを行う場合は、以下のポイントを考慮して
運用を行ってください。
★ポイント1★
毎日ログを取り込む場合、月次レポートを行う日までログデータを保持させる
必要があります。毎日ログを取り込む場合は、以下の手順でログデータを
保持する設定を行います。
<手順>
①LogLyzerのメニューから[設定]-[自動ログ取込]と進みます。
②全般タブ内「前回取込データ」のプルダウンメニューで[保持する]を選択します。
③[保持期間を指定する]にチェックをつけます。
④保持期間に31日(※)を設定し、[OK]ボタンをクリックします。
(※)1ヶ月分のログデータのレポートを行う場合、レポート作成日から最低でも
31日前までのログデータが保持されている必要があります。31日を設定した
場合、当日から数えて31日以前のログデータはLogLyzer上から削除されます。
★ポイント2★
SQL Server 2005 Express Edition(無償版)では、データベースのファイルサイズに
制限があり最大4GBとなっております。1日に出力されるログファイルのサイズが
大きい環境では、4GB制限に達し、ログの取り込みに失敗する恐れがあります。
(添付URL FAQ No.1903にて詳細をご案内しております。)
対策として、LogLyzerのデータ保持期間を短くする(最低31日)か、4GB制限がない
有償版のSQLの導入を考慮して下さい。
★ポイント3★
LogLyzerは、LogLyzer上に存在しない(既に過去に削除された)期間のログデータを
取り込む必要のあるログと判断し取り込みを行います。取り込みを行う対象は
以下の通りです。
■ログ取込の対象
(1) InterSafeで指定しているログファイルフォルダ内のローテート済みのログファイル(※1)
(2) LogLyzerの自動ログ取込設定で指定しているログファイルフォルダ内のログファイル(※2)
そのため、上記(1),(2)に保持期間以前のログファイルが残っていると、自動ログ
取り込みの際、そのログを新しいログと判断して再度取り込まれてしまいますので、
(1),(2)に保存されている不要なログファイルについては定期的に削除してください。
(添付URL FAQ No.1910にて詳細をご案内しております。)
(※1)InterSafeのログ設定で自動削除の設定を有効にすることで、保持ファイル数で
指定された分だけログファイルが保存され、古いログファイルは、ローテートが
行われる度に自動的に削除されますので、手動削除の手間が省けます。
(例)保持ファイル数を「5」とした場合、ログファイルが最大5個保持されます。
翌日ローテートが行われた際に、一番古いログファイルが自動削除されます。
(※2)LogLyzerの自動ログ取込設定で「取り込んだファイルを保持する」を有効にしている
場合、取り込んだInterSafeのログファイルをコピーして、LogLyzerのログファイル
フォルダに保管します。デフォルトでは以下の場所が指定されています。
■LogLyzerのログファイルフォルダ
"<インストールフォルダ>\Auto_Log"
取り込んだログファイルをLogLyzerに保存する必要がない場合は、 「取り込んだ
ファイルを保持する」の設定を無効にして下さい。(設定方法は下記の通りです)
<手順>
①LogLyzerのメニューから[設定]-[自動ログ取込]と進みます。
②全般タブ内「ログ取込完了時の処理」の[取り込んだファイルを保持する]
のチェックを外し、[OK]をクリックします。