1. 概要:
Officeのバージョンアップ後からEXCELマクロを使って、暗号化されたCSVファイルの取込みが出来なくなった
2. 原因:
Office 2013以前のバージョンでは、テキストファイルウィザードでデータをインポートしていましたが、
Office 2016以降は、デフォルトのデータ取り込み機能が「PowerQuery」アプリケーションを経由するように
なった為、取り込み途中で復号化されず、文字化けしたようなファイルが取り込まれます。
3. 回避策:
以下手順によりテキストファイルウィザードを有効にする
3-1. Excelを起動し [ファイル] ->[オプション]を選択
3-2. [Excelのオプション]ダイアログボックス、左側の一覧から[データ]を選択
3-3. 右側の一覧から[レガシーインポートウィザードの表示]にある[テキストから(レガシ)]のチェックをオンにする
3-4. [OK]をクリックしダイアログを閉じる
※テキストファイルウィザードを有効化にすると[テキストから(レガシ)(T)]が選択可能になります。
取込みはEXCELの画面より[データ]->[データの取得]->[従来のウィザード(W)]->[テキストから(レガシ)(T)]の順でCSVファイルを指定します。