カレンダーファイル(cal.inf)に空行、3文字以内の行、または先頭4文字を数値に変換できない行が
含まれる状態でバージョンアップを実施した場合、設定情報のコンバート処理が正常に完了せず
設定情報が引き継がれない事象が発生いたします。
本事象が発生した場合、旧バージョンで登録したライセンス情報、作成したグループ・ユーザー情報、
およびレプリカサーバ情報が削除されます。また、本事象が発生した状態でプライマリサーバを
アンインストールした場合、OSパラメータ最適化を有効にしていると、「システムを再起動する」
または「後でシステムを再起動する」の選択肢が表示されなくなる場合があります。
1. 発生条件
以下のすべての条件を満たす場合に発生します。
- InterSafe WebFilterをProxy版またはICAP版問わず利用している。
- cal.infに、以下のいずれかに該当する行が含まれている。
- 空行
- 3文字以内の行
- 先頭4文字に数値として解釈できない文字が含まれる行
- 以下のバージョンアップを実施する。
| バージョンアップ前のバージョン |
バージョンアップ後のバージョン |
| Ver9.1以前 |
Ver9.1SP1 / Ver9.1SP2 / Ver9.1SP3 / Ver9.1SP4 / Ver9.2 |
| Ver9.1 SP1 |
Ver9.1SP2 / Ver9.1SP3 / Ver9.1SP4 / Ver9.2 |
| Ver9.1 SP2 |
Ver9.1SP3 / Ver9.1SP4 / Ver9.2 |
※Ver9.1SP3またはVer9.1SP4からVer9.1SP4もしくはVer9.2へのバージョンアップでは、
コンバート処理が実行されないため、本事象は発生しません。
2. 原因
バージョンアップ時のコンバート処理において、cal.infを1行ずつ読み込み各行の先頭
4文字を数値に変換して実行年と比較する処理があります。その際、空行 、 3文字以内の行 、
先頭4文字で数値化できない文字のある行という先頭4文字に満たない場合や数値化が
失敗するとコンバート処理が正常に完了しないためとなります。
3. 回避方法
バージョンアップ前にcal.infの内容をご確認いただけますようお願いいたします。
空行、3文字以内の行、先頭4文字のある行が含まれている場合は、該当行を削除または修正してください。
また、バージョンアップ前に設定情報ファイル(conf)のバックアップを取得してください。
4. 今後の対応
次期バージョンで修正予定となります。