InterSafeはリクエストにx-forwarded-forヘッダが存在する場合、この情報を
元にIP認証を行っています。
これは、クライアントとInterSafeのサーバの間 にProxyが介在する環境でも末端の
Clientでの認証を実現させるためです。
ただし<Squid>でx-forwarded-forをoffに設定した場合x-forwarded-forヘッダには
"unknown"が代入されInterSafeでは"unknown"と判断され未登録ユーザとして
取り扱われてしまいます。
Client | → | <Squid> | → | InterSafe Proxy | → | Internet |
Client | → | <Squid> | → | (NetCache/BlueCoat) | → | Internet |
↑↓ | ||||||
InterSafe |
上記構成で<Squid>のIPアドレスにて認証を行う場合、InterSafe WebFilterの設定ファイル(proxy.inf)にある
IGNORE_IP_HEADER キーを変更することで下位<Squid>のIPアドレスにて認証を行うことが可能です。
# 認証の優先順位についてはこちらをご参照ください。
■設定方法
/<InterSafe導入フォルダ>/conf/proxy.infを編集します。
[SYSTEM_AUTHENTICATION]セクション
IGNORE_IP_HEADER=FALSE
上記をIGNORE_IP_HEADER=TRUEに変更し、InterSafeのサービスの
再起動を行なってください。