InterSafe WebFilter(以下ISWF)の管理画面にアクセスできない場合の
トラブルシューティングをご紹介いたします。
1.管理画面のサービス(拡張Webサービス)は起動していますでしょうか。
ISWFの各サービスの起動確認については、 Ver8.0以降の場合は
こちら を
Ver7.0以前の場合は
こちら をご参照ください。
2.管理画面のURLは正しく入力されていますでしょうか。
管理画面のURLは以下の通りですのでご確認ください。
<ISWFサーバのIPアドレス>:2319
3.アクセスいただいているのは、プライマリサーバの管理画面でしょうか。
※管理画面が用意されているのは、プライマリサーバのみとなります。
レプリカサーバには管理画面はございません。
4.管理者アカウント名、パスワードは正しく入力されていますでしょうか。
誤ったアカウント名、パスワードを入力すると、「指定したアカウントは、
登録されていません。正しいアカウントとパスワードを入力して下さい。」と
表示されます。
5.管理画面へのアクセスは制限されていないでしょうか。
以下をご確認ください。
5-1.ISWFの設定ファイル(proxy.inf)の以下のキーにて、管理画面へアクセスする
端末(IPアドレス)を制限することができます。(デフォルトでは制限されておりません。)
制限されたPCがログインすると、「使用マシンのIPアドレスでは、管理画面への
アクセスは受け付けられません。」というメッセージが表示されます。
<インストールディレクトリ>/conf/proxy.inf内
[ACCESS_CTRL]セクション
CFG_ACCESS_IPADDRESS=
※デフォルトでは、"ALL"(全許可)が指定されています。
IPアドレスはカンマ(,)区切りで複数指定します。
範囲指定する場合は、[IPアドレス]-[IPアドレス]で指定します。
5-2.ISWFが利用するtomcatの設定により管理画面へのアクセスを制限することができます。
この場合、管理画面のログインページが表示される前に、認証画面が表示され、
認証によってアクセスするユーザを制限することができます。
(デフォルトでは制限されておりません。)設定方法については、
こちら をご参照ください。
5-3.ISWFサーバのファイアウォール機能が有効になっている場合、
外部から管理画面へのアクセスが制限される可能性があります。
□OSがWindowsの場合
Windowsのファイアウォール機能を一時的に無効化し、管理画面へのアクセスが
可能かご確認ください。必要に応じて、個別に[2319]ポートを通信許可して
いただくようお願いいたします。
□OSがLinuxの場合
(1)iptablesの無効化
iptablesの設定状況を確認し、ルールが設定されている場合にはOFFに切り替えて
動作をご確認ください。
【iptables 設定確認コマンド】
# iptables -L
(2)SELinuxの無効化
SELinuxの設定状況を確認し、機能が有効化されている場合には無効化し
動作をご確認ください。
【SELinux 設定確認コマンド】
# getenforce
6.ISWFサーバのハードディスクに十分な空き領域はありますか。
空き領域が枯渇すると、ISWFの設定ファイルが破損し、管理画面にアクセス
できなくなる恐れがございます。枯渇している場合は、
こちら をご参照ください。
以上の1~5に該当しない、あるいは改善されない場合は、詳細な調査が必要となります。
こちら をご参照いただき、「1.全般」の情報をサポート窓口までお送りください。
※プライマリ/レプリカという名称は、Ver9.1SP2以前ではマスタ/スレーブという名称です