■初期値で許可/拒否できるHTTPメソッド
InterSafe WebFilterの初期値で許可/拒否できるHTTPメソッドは以下のとおりです。
GET, POST, HEAD, CONNECT, TRACE, OPTIONS, PUT, DELETE,
MKCOL, COPY, MOVE, PROPFIND, PROPPATCH, LOCK, UNLOCK
青字・・・初期値で転送を許可しているHTTPメソッド
赤字・・・初期値で転送を拒否しているHTTPメソッド
初期値で転送を拒否しているHTTPメソッドを許可する場合は、
管理画面「HTTPメソッド転送許可設定」にて設定の変更を行ってください。
【管理画面該当項目】
[サーバ管理] - [サーバ設定]
【設定手順】
1. 対象サーバの[選択]ボタンを押します。
2. フィルタリングサービス共通設定 > HTTPメソッド転送許可設定 にて
許可するHTTPメソッドにチェックを入れ、画面右上の「保存」ボタンを押します。
■禁止しているHTTPメソッドがリクエストされた場合
転送を拒否しているHTTPメソッドがクライアントから送信された場合、システムログへ
次のようなログが出力されます。
【出力ファイル名】
InterSafe_filtering.log
【出力例】
017160 Request method [SEARCH] is not allowed. ※[ ]内に送信されたメソッドが出力されます。
■任意のHTTPメソッドを許可したい場合
・Ver.8.5(Build0881)以降の製品をご利用の場合
デフォルトで用意されているHTTPメソッド以外に任意のHTTPメソッドを許可できます。
設定ファイルを以下のように変更します。
【設定ファイル保存先】
<インストールディレクトリ>/conf/sys/http-method.xml
【記載例】
HTTPメソッド SEARCH の転送を許可する場合。
転送を許可するHTTPメソッドを、</http-method>の上の行へ追記します。
<http-method>
・
・
<method allow="true">SEARCH</method> <--追記します
</http-method>
ご利用のサーバの構成によっては、上記の変更後に設定の同期が必要となります。
[プライマリ単体構成の場合]
追記後は即時反映となりますので、設定の同期やサービスの再起動は不要です。
[プライマリ-レプリカ構成の場合]
レプリカサーバへ設定の同期を行う必要がございます。
詳細は、添付URLの「プライマリサーバとレプリカサーバの設定同期について」をご参照ください。
※WebDAV機能を使用するには、こちらの設定変更にて、WebDAVで使用するHTTPメソッドの
転送を許可してください。
※設定ファイル(http-method.xml)の変更を行うと、管理画面「HTTPメソッド転送許可設定」へ
追加したメソッドが一覧に表示されるようになります。
※プライマリ/レプリカという名称は、Ver9.1SP2以前ではマスタ/スレーブという名称です。
・Ver8.0~Ver8.5(Build0878)製品をご利用の場合
恐れ入りますが任意のHTTP メソッドを許可することができません。
デフォルトで用意されているHTTPメソッドに対してのみ許可/拒否を設定できます。