本FAQでは、InterPlay CMSのインタラクティブ機能とTV電話機能を連携して利用する際の設定内容、運用方法、注意点について説明します。
■目次
1. インタラクティブ+TV電話連携とは
2. TV電話コール設定
3. オペレータからサイネージ端末への呼出
4. 非通話時の画面切替
5. アバター設定・オペレータ表示方法
6. TV電話テンプレート / WebView / テキストチャット
7. 翻訳機能
8. トークスクリプト
9. 常時モニタリング
10. 注意事項・運用設計のポイント
1. インタラクティブ+TV電話連携とは
インタラクティブのボタンからTV電話を呼び出すことで、利用者の選択内容に応じた担当窓口へ接続できます。
例えば、総合案内、介護相談、子育て相談、観光案内など、ボタンごとに異なる担当窓口へ接続する運用が可能です。
2. TV電話コール設定
Q:インタラクティブからTV電話を呼び出せますか?
可能です。
TV電話用プレイリストを作成し、インタラクティブのボタン遷移先として設定してください。
利用者がボタンを押すことで、指定されたコールグループへ発信されます。
Q:コールグループとは何ですか?
コールグループとは、TV電話の呼出を受けるオペレータの集合です。
TV電話用プレイリストが起動されると、そのプレイリストに設定されたコールグループ内のオペレータへ着信します。
例えば、以下のような運用が可能です。
・総合案内 → 総合窓口
・介護相談 → 介護相談窓口
・子育て相談 → 子育て相談窓口
・観光案内 → 観光案内窓口
インタラクティブのボタンごとに異なるTV電話用プレイリストを設定することで、呼び出されるオペレータグループを変更できます。
3. オペレータからサイネージ端末への呼出
Q:オペレータ側からサイネージ端末へ発信できますか?
可能です。
オペレータは、オペレータ画面上で対象のサイネージ端末を選択し、サイネージ端末側へ呼び出しを行うことができます。
Q:オペレータから呼び出した際に表示する画面を指定できますか?
可能です。
TV電話用プレイリストに「nncall」を設定することで、オペレータからの呼出時に表示するプレイリストを指定できます。
Q:自動着信できますか?
可能です。
対象プレイリストに「nncall」が設定されている場合、サイネージ端末側で自動的に着信し、TV電話接続が開始されます。
4. 非通話時の画面切替
Q:非通話時の表示画面を変更できますか?
可能です。
TV電話のオペレータ側画面から、モニターしているサイネージ端末の表示画面を切り替えることができます。
通話していない状態でも、サイネージ端末側に表示する画面を変更できます。
Q:どのような用途がありますか?
・昼休み中の案内画面表示
・受付停止中の画面表示
・イベント案内画面への切替
・避難経路案内画面への切替
例として、昼休み中はTV電話コールボタンを押せない画面へ切り替える、といった運用が可能です。
Q:何画面まで登録できますか?
最大3画面まで登録できます。
Q:一括切替できますか?
可能です。
対象のサイネージ端末を一括で切り替えることも、個別に切り替えることもできます。
5. アバター設定・オペレータ表示方法
Q:通話時のオペレータ表示方法は選択できますか?
可能です。
TV電話利用時、オペレータは通話開始時に、あらかじめ登録された表示方法を選択できます。
例:
・実写映像
・男性アバター
・女性アバター
最大3種類まで候補を登録できます。
利用用途や運用方針に応じて、通話ごとに表示方法を選択できます。
Q:アバターを利用できますか?
可能です。
InterPlayでは、MOP形式のアバターファイルをコンテンツとして登録し、アバターコンテンツとして利用できます。
Q:アバターはどのように作成しますか?
アバターは弊社にて作成します。作成は有償となります。
作成したMOP形式のアバターファイルをCMSへ登録し、通常のコンテンツとして利用します。
Q:アバターとTTSを組み合わせて利用できますか?
可能です。
プレイリスト内にアバターコンテンツを配置し、同じプレイリストへTTSを設定した場合、TTSの発話内容に合わせてアバターの口が動きます(リップシンク)。
受付案内、施設案内、商品説明、多言語案内などで利用できます。
6. TV電話テンプレート / WebView / テキストチャット
Q:TV電話画面のレイアウトはどのように決まりますか?
TV電話用プレイリストを作成する際に、有効にする機能を選択します。
選択した機能に応じて、TV電話画面のテンプレート(分割エリア)が決まります。
例:
・縦レイアウト
・横レイアウト
・WebView(ファイル共有)
・テキストチャット
・翻訳(言語選択)
各機能は、選択されたテンプレート上の決められたエリアで動作します。
Q:WebViewとは何ですか?
WebViewは、TV電話通話中に画像・動画・Webコンテンツなどをサイネージ端末側へ共有表示する機能です。
事前にCMSへ登録しておくことで、通話中にオペレータ画面から対象コンテンツを呼び出して表示できます。
Q:オペレータのPC画面を共有できますか?
可能です。
TV電話通話中に、オペレータのPC画面全体を利用者へ共有できます。
Microsoft Teamsなどの画面共有機能と同様に、オペレータが表示している画面をそのまま利用者へ表示できます。
例えば、以下のような用途で利用できます。
・申請書の記入方法説明
・ホームページ操作説明
・地図案内
・資料説明
・システム操作案内
Q:WebViewと画面共有の違いは何ですか?
WebViewは、事前にCMSへ登録した画像・動画・Webコンテンツなどを共有する機能です。
一方、画面共有はオペレータが現在表示しているPC画面をそのまま利用者へ共有する機能です。
利用用途に応じて使い分けてください。
<WebView>
・事前登録したコンテンツを共有
・運用ルールを統一しやすい
<画面共有>
・オペレータのPC画面をそのまま共有
・柔軟な説明が可能
Q:テキストチャットは利用できますか?
利用可能です。
TV電話用プレイリスト作成時にテキストチャット機能を有効にすることで、通話中にオペレータと利用者の間でテキストのやり取りができます。
7. 翻訳機能
Q:TV電話で翻訳機能を利用できますか?
利用可能です。
TV電話用プレイリスト作成時に翻訳機能を有効にし、利用する言語を選択してください。
オペレータが日本語で話した内容を、選択した言語へ翻訳して利用者側へ表示できます。
Q:翻訳結果はどのように表示されますか?
翻訳結果は、利用者側にテキストとして表示されます。
また、音声読み上げを選択した場合、翻訳後の内容を音声として再生できます。
Q:翻訳音声は選択できますか?
選択可能です。
翻訳モード利用時には、通話開始時に音声対応を以下から選択できます。
・男性音声
・女性音声
・音声なし
音声を選択した場合、オペレータが日本語で話した内容が選択言語へ翻訳され、利用者側で翻訳音声として再生されます。
8. トークスクリプト
Q:トークスクリプトとは何ですか?
トークスクリプトは、オペレータが通話中にすぐ参照できる説明資料です。
お客様対応時に必要なマニュアルや案内資料を登録しておくことで、通話中に素早く確認できます。
Q:どのような形式に対応していますか?
PDF形式に対応しています。
Q:何個まで登録できますか?
最大10ファイルまで登録できます。
Q:どのような用途がありますか?
・受付マニュアル
・申請手順書
・商品説明資料
・施設案内資料
・よくある質問資料
通話中にすぐ呼び出して表示できるため、オペレータ対応を支援できます。
9. 常時モニタリング
Q:常時モニタリングとは何ですか?
常時モニタリングは、TV電話を接続していない状態でも、オペレータ側からサイネージ端末周辺の状況を確認できる機能です。
無人受付や遠隔窓口などで、来訪者の状況を確認してからオペレータ側から呼び出す、といった運用が可能です。
Q:利用するには何が必要ですか?
常時モニタリングライセンスが必要です。
Q:音声も監視できますか?
できません。
常時モニタリングで確認できるのは映像のみです。
Q:プレイリスト切替時はどうなりますか?
プレイリスト切替時には、カメラ映像が一時的に切断される場合があります。
Q:複数端末を同時監視できますか?
可能です。
最大10台まで同時表示できます。
10. 注意事項・運用設計のポイント
Q:常時モニタリングと人感センサーを同時利用できますか?
利用可能です。
ただし、常時モニタリング機能と人感センサー機能では同じカメラを利用できません。
両機能を併用する場合は、常時モニタリング用カメラと人感センサー用カメラを別々に準備し、それぞれ別のカメラを設定してください。
Q:TV電話運用を設計する際のポイントはありますか?
利用者が選択するボタンと、接続される担当窓口の関係を事前に整理してから設定することを推奨します。
特に自治体や施設案内などでは、以下のように画面設計とコールグループ設計を合わせて検討してください。
・どのボタンからTV電話を発信するか
・各ボタンでどのコールグループを呼び出すか
・非通話時にどの画面へ切り替えるか
・通話時に実写映像・アバターのどちらを利用するか
・翻訳機能やテキストチャットを利用するか
・常時モニタリングを利用するか
・トークスクリプトを利用するか